学部・大学院

文学部 現代文化表現学科 [平成31(2019)年度以降]

「創造・提供・批評」できる力を持つ次代の文化を支える人材を育てます

文化研究の重要な学問領域の一つである文化表現は、時代の文化を表現するコンテンツやパフォーマンスの総称でもあります。本学科では現代社会で生み出されるカルチャーやエンタテインメントといった文化表現を中心に研究します。
マンガ、アニメ、映画、ポピュラー音楽、ファッション、現代文学、演劇等、私たちの身近で日々生まれる幅広い文化表現を学ぶことにより、「創る」「提供する」「批評する」ための実践能力を備えた人材を育成します。

           

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feature 学科の特色

充実した講義科目で知識を広げ深める

現代における文化表現の主要なジャンルをカバー。各ジャンルの総論科目で知識の幅を広げ、さらに対象を絞った各論科目では歴史や現状、理論に関する知識を深めることができます。さらに特殊講義科目で各ジャンルの最新テーマ、研究に触れることも可能です。

3つの履修モデルをみる

  • アート&シアター
  • デザイン&ファッション
  • ポピュラーカルチャー
実践的スキルが身につき理解が深まる実践科目
「映像表現」「デジタル表現」「マンガ・イラスト制作」「ブックデザイン」「アート&デザイン」「パフォーマンス」「写真表現」という現代の文化表現を代表する7分野の基礎的技術を修得できる実習科目で、文化創造の実際を体験します。知識や理論を学ぶだけでなく作品を実際に制作することで、自分の進路に向けた実践スキルを身につけ、また、文化表現に対する理解を深めます。
必要不可欠な「書く力」を実践的に学ぶ
ライティング特殊演習を通じて、いろいろな現代文化表現の「創造・提供・批評」に必要不可欠な「書く力」を身につけます。「メディア」「編集」「情報発信」「批評」の4分野にわたって、必要とされる実践的なライティングスキルを学べます。
研究成果を形にする卒業研究
このように幅広い文化表現の中から自分の興味・関心に沿った専門分野を選び、3・4年次でゼミナールを履修します。そして、2年間をかけ専門分野で研究した成果を卒業論文や卒業制作にまとめます。
目指せる仕事
  • 出版
  • 広告
  • ファッション
  • 舞台芸術
  • 映画
  • 音楽
  • マンガ・アニメーション
    (上記の分野を中心とした文化産業)
取得可能な資格
  • 司書

Introduction of class contents 授業内容の紹介

プロと一緒に雑誌を作り上げる体験を通して文章力+社会人力に磨きをかけます

ライティング特殊演習(編集)

【富川淳子 教授】

テーマに合った文章を書くなど実践的能力の修得を目指して、オリジナルの雑誌を作ります。一般の方の目に触れるメディアとして、高い完成度が要求されます。プロの方と同じ制作過程を踏むことで、仕事の楽しさや厳しさを学びます。


現代文化表現学科 学科報『Visions』紹介動画 新しいウィンドウで開く

どんな力が身につく?

プロのカメラマンやデザイナーと共に雑誌を作るこの授業。伝えたいことが伝わる文章を書く技術だけでなく、コミュニケーション能力や時間管理能力など、社会人として必要な力を磨く機会になります。

ここがおもしろい!

演習で作る雑誌『Visions』は毎年、現代文化表現学科で学ぶ学生が目指す仕事を特集テーマにしています。ある年の特集は「舞台の仕事」。劇団や舞台の制作会社で活躍するクリエイターに取材しました。

こんな学生にピッタリ!

多くの企業はパンフレットなど紙媒体を作っています。従って雑誌を作るプロセスと技術を学べるこの授業は、雑誌編集に興味がある学生だけでなく、将来、広報やPR関係の仕事を目指す学生にも有意義です。

ロックンロールとロック、パンクとファンクの違いや音楽に国境はあるのかを探る

ポピュラー音楽論

【吉田信夫 准教授】

ロック、ヒップホップ、ジャズ、根本までさかのぼって、ブルースやゴスペル、ロックンロールやカントリー、レゲエやR&B等の影響関係や誕生した社会状況などを、映像資料を豊富に活用しながら学びます。現在に至るまでのポピュラー音楽の全体像を持てるようになるための授業です。

音楽や画像、パソコンの基礎的な知識と技術を修得しながら、楽しくクリエイター体験

デジタル表現基礎実習

【伊藤穣 教授】

写真を加工したり、オリジナルの曲や動画を作ったりしながら、画像処理や音楽制作など、パソコンを使った表現手段について幅広く基礎から学びます。経験がなくても大丈夫、さまざまなソフトを中心に丁寧に解説します。クリエイターの立場を体験してみましょう。

社会と密接に関連している「文化表現」を社会的視点・枠組みから分析し、理解するために

文化社会学

【佐藤富雄 教授】

文化表現を理解するための手助けとなる社会的視点・枠組みから分析し、社会学的な研究の方法を学びます。ジェンダー、エスニシティー、大衆社会、消費社会、階級文化、対抗文化など、現代社会を理解するための概念は、文化表現の成り立ちや背景を理解するためにも役立ちます。

社会と深く結びついた現代のアートが持つ意義を考える

現代アート論

この授業では、今を生きる私たちの時代のアートが、歴史の中で、そして同時代において、どのような意義を持つのかを映像を見ながら検証します。受講する学生には、ネットや本を介してだけでなく、実際に美術館や文化施設などに足を運んでアート作品を直接見る機会を持つことを強く勧めています。

履修モデル

アート&シアター

アート、映画、演劇等の業界を目指す

1年 2年 3年 4年
総論
研究入門
  • 現代文化表現学研究入門A〜H[必2]×2
基礎実習
各論
特殊講義
特殊演習
実習
演習
卒業論文・卒業研究
学部共通専門科目
自学科専門科目
他学科専門科目
他学部専門科目
単位数 21 46

※[ ]内の数字は単位数

デザイン&ファッション

デザイン、ファッション等の業界を目指す

1年 2年 3年 4年
総論
研究入門
  • 現代文化表現学研究入門A〜H[必2]×2
基礎実習
各論
特殊講義
特殊演習
実習
演習
卒業論文・卒業研究
学部共通専門科目
自学科専門科目
他学科専門科目
他学部専門科目
単位数 21 46

※[ ]内の数字は単位数

ポピュラーカルチャー

マンガ、アニメ、音楽等の業界を目指す

1年 2年 3年 4年
総論
研究入門
  • 現代文化表現学研究入門A〜H[必2]×2
基礎実習
各論
特殊講義
特殊演習
実習
演習
卒業論文・卒業研究
学部共通専門科目
自学科専門科目
他学科専門科目
他学部専門科目
単位数 21 47

※[ ]内の数字は単位数

カリキュラム表

後期課程
科目区分 修得要件 3年次 4年次
授業科目[]は単位
各論 16単位以上
特殊講義 6単位以上
特殊演習 4単位以上
実習
演習 4単位
卒業論文・卒業研究 2単位 卒業論文・卒業研究[2]
文学部共通専門科目 選択
【講義】
【演習】
後期課程合計 46単位以上
合計修得単位数 66単位以上

※このカリキュラム表にある科目は予定であり、変更する場合があります。

※※履修制限のある科目が一部あります。

現代文化表現学科カリキュラムツリー PDF

現代文化表現学科カリキュラムマップ PDF