大学紹介

理念・建学の精神

philosophy 跡見学園女子大学教育理念

創立者・跡見花蹊は、日本の誇る伝統文化を踏まえ、豊かな教養と自由な精神を持つ自立した女性を育てようとした。学祖の教育理念を継承する跡見学園女子大学は、時代と社会に対する深い洞察力を養成することが学問の府としての最大の社会貢献であると認識し、実践的な教養を備え、自律し自立した女性を育成するための教育・研究を実現する。

学祖跡見花蹊と建学の精神

跡見女学校の創立者・跡見花蹊は、教え子たちを実の娘のように慈しみ、女性として、人としてのあり方を教え導きました。女性の美徳や品格、 人生をよりよく生きるための知恵、学問や芸術を学ぶ姿勢、そして将来妻や母になった時の心得。花蹊の残した言葉は百年以上の時を超えて、今を生きる私たちの心にも響くものばかりです。

学長メッセージ

凛とした美しさと教養
―それは世界への窓を開く

学長:笠原清志

跡見学園女子大学の起源は、学祖である跡見花蹊が大阪中之島に、父、跡見重敬とともに私塾を開いた安政5年(1858年)に遡ることができます。まさに日本における近代化が、始まろうとする前夜のことでした。明治維新後、東京に居を移した跡見花蹊は、明治8年(1875年)に神田中猿楽町に跡見学校を設立し、それが跡見女学校に継承され、現在の跡見学園女子大学の礎と成りました。

跡見花蹊の教育観には、日本文化に根差した教養の重要性、そしてそれに基づく「自律し自立した女性」の育成といった理念があります。明治という近代日本の黎明期に、このような先進的な、そして現在の日本にも通じるような女性観と職業観を持っていたことに、本学で教育、研究に携わる者として誇りを感じ、また責任の重さを痛感する次第です。

跡見学園女子大学は平成30年(2018年)の4月に心理学部を創設し、文学部、マネジメント学部、観光コミュニティ学部を含め4学部8学科、そして大学院の2研究科を擁する中規模人文・社会系総合大学になりました。全学部における語学、情報、リベラルアーツ(全人格的教養科目)教育の重視、各種資格取得支援、そして海外研修制度の充実といった諸制度は、これから世界で活躍しようとする学生への強力な手助けになると思います。また、少人数のゼミ教育は学生の個性を育むだけでなく、人格の陶冶とコミュニケーション能力の育成に不可欠のものとなっています。

今日、従来の「目に見えるカリキュラム」だけでなく、「目に見えないカリキュラム」の充実が求められています。大学だけで学生を教育するのではなく、地域、社会、そして企業とも連携して多様な学びの場を提供していくということです。本学では、このような「目に見えないカリキュラム」を充実させるべく、外部諸機関との連携で学生を育て教育するインターンシップや地域連携なども積極的に行っています。また、実践的な外国語を学ぶために、イギリス、アメリカ、台湾、フランス、ドイツへの語学研修の場を準備し、学内では自由な英語会話を楽しむ「跡見英会話サロン」なども設けています。

教養とは、「いろいろなことを広く知っている」という意味ではありません。真の教養とは、「自らの内に自分を見つめるもう一人の自分を持つ」ということだと思います。そうすることによって初めて、凛とした美しさと教養、そして「自律し自立した」女性への第一歩を踏み出せるのではないでしょうか。本学において、一生役に立つ知識、教養を身につけていただくことを祈念しています。

沿革

跡見学園は、創立者 跡見花蹊が東京神田中猿楽町に1875(明治8)年に「跡見学校」を開校したことからはじまり、知育だけでなく情操教育にも重きを置いた、跡見独自の教育方針を確立しました。1913(大正2)年に「財団法人跡見女学校」、1944(昭和19)年に 「跡見高等女学校」となり、1947年(昭和22)年に「跡見学園中学部」、1948(昭和23)年に「跡見学園高等学校」、1950(昭和25)年に「跡見学園短期大学」を設立。1965(昭和40)年に「跡見学園女子大学」を設立しました。

跡見学園女子大学の沿革
1965(昭和40)年 埼玉県新座市に「跡見学園女子大学」を設立。国文学科・美学美術史学科の2学科を設置。
1967(昭和42)年 英文学科を増設。
1974(昭和49)年 文化学科を増設。
1992(平成4)年
新図書館完成。
1993(平成5)年
2号館完成。
1995(平成7)年
跡見学園開学120周年。
跡見学園女子大学創立30周年、花蹊記念資料館完成。
1996(平成8)年 花蹊記念資料館、博物館相当施設の指定を受ける。
1998(平成10)年 マルチメディア教育センター設置。
2002(平成14)年 文学部に人文学科・臨床心理学科を開設。マネジメント学部マネジメント学科を開設。心理教育相談所を設置。
2005(平成17)年 跡見学園創立130周年。跡見学園女子大学開学40周年。
大学院人文科学研究科日本文化専攻・臨床心理学専攻を開設。
2006(平成18)年 文学部にコミュニケーション文化学科を開設。マネジメント学部に生活環境マネジメント学科を開設。大学院マネジメント研究科マネジメント専攻を開設。
2008(平成20)年
文京区大塚に文京キャンパスを開設。
3・4年生とマネジメント研究科院生は文京キャンパスで、1・2年生と人文科学研究科院生は新座キャンパスで学ぶこととなる。
2010(平成22)年 文学部に現代文化表現学科を開設。マネジメント学部に観光マネジメント学科を開設。
2011(平成23)年 大学本部を文京キャンパスへ移転。
2015(平成27)年 跡見学園創立140周年。跡見学園女子大学開学50周年。
観光コミュニティ学部 観光デザイン学科・コミュニティデザイン学科を開設。
2018(平成30)年 心理学部臨床心理学科を開設。
跡見学園女子大学短期大学部の沿革
1950(昭和25)年 跡見学園短期大学設立。文科[国文]、家政科[家政保健課程・生活芸術課程]の2学科設置[修業年限2年]。
1952(昭和27)年 生活芸術課程を家政科から独立させ、生活芸術科を設置。
1982(昭和57)年 文科に英文専攻課程を増設。文科[国文専攻・英文専攻]となる。
1995(平成7)年 跡見学園短期大学を「跡見学園女子大学短期大学部」と名称変更。 跡見学園開学120周年。
2000(平成12)年 跡見学園女子大学短期大学部、創立50周年記念祝賀会、『跡見短大の五〇年』発行
2005(平成17)年 跡見学園創立130周年。
2007(平成19)年 跡見学園女子大学短期大学部閉学。