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2026年6月1日
イベント 地域交流

【地域交流センター主催】跡見花蹊没後100年シンポジウム「跡見花蹊が描いた夢を、私たちの未来へ」を開催しました

2026年5月24日(日)、文京キャンパス ブロッサムホールにて、地域交流センター主催 跡見花蹊没後100年シンポジウム「跡見花蹊が描いた夢を、私たちの未来へ」を開催しました。

本シンポジウムは、跡見学園の学祖・跡見花蹊が東京に女子のための学校を設立して150年、そして没後100年という節目にあたり、創立者の教育理念や実践を振り返りながら、現代と未来につながる女子教育の意義を考えることを目的として実施したものです。

当日は、本学教員に加え外部研究者による報告やパネルディスカッションを行い、多角的な視点から女子教育について議論しました。また、花蹊記念資料館企画展「没後100年 跡見花蹊」の一部特別展示も同時開催され、来場者は画家・書家・教育者として活躍した跡見花蹊の歩みに触れました。


創立者の理念を現代へつなぐ女子教育

冒頭では、森まり子学長が「創立者の理念を受け継ぐ『全人教育』としての女子教育の意味」と題して挨拶・解題を行いました。
森学長は、今の日本において求められる「凛とした女性」とは、自分自身の考えを持ち、多数派や周囲の空気に流されることなく判断し、必要な場面では勇気を持って意見を述べられる存在であると説明。
また、SNSやAIの発展によって効率や成果が重視される現代だからこそ、人文学や芸術教育によって培われる感性や共感力、多角的に物事を捉える力が重要になると強調しました。さらに、創立者が重視した少人数による全人教育は現在のゼミ教育にも通じるものであり、「目に見えない価値」を見抜く力を育てる教育として、今なお大きな意味を持っていると語りました。
加えて、本学では創立者の理念を現代的に継承しながら、女性が主体的に人生を設計し、自ら環境を切り拓く力を育む教育改革を進めていることを紹介。今年5月に設立した「ジェンダー・多様性研究センター」にも触れ、本学ならではの特色ある教育プログラムの構築を目指していく考えを示しました。

 

多角的な視点から女子教育を考察

続く、研究報告では、成蹊大学文学部教授の今田絵里香氏が「明治期の女学生と女学生文化」をテーマに講演を行い、明治期の女学生文化や当時の社会背景について解説しました。

その後、本学教員より、

・植田恭代(文学部教授)「跡見花蹊の心と教育―伝統を未来に繋ぐ―」
・栗田秀法(文学部教授/花蹊記念資料館館長)「跡見花蹊の教育理念の現代的意義を探る」
・松井慎一郎(文学部長)「跡見花蹊を支えた人々」

と題した報告が行われました。

 
 

 

最後のパネルディスカッションでは、創立者の理念を現代社会の中でどのように継承し、未来へつなげていくかについて活発な意見交換が行われました。


特別展示も同時開催

会場では、花蹊記念資料館企画展「没後100年 跡見花蹊」の一部特別展示を実施しました。
来場者は、貴重な資料や作品を通して、教育者としてだけでなく、画家・書家としても活躍した跡見花蹊の足跡に触れながら、本学の原点と女子教育の未来について理解を深めていました。
当日は多くの方にご来場いただき、誠にありがとうございました。
跡見学園女子大学では、今後も創立者の理念を現代へつなぎながら、地域や社会と連携した学びの機会を発信してまいります。

 
 

 

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