【学生・保護者・教員各位】令和4年度秋学期授業形態の方針について
令和4年7月15日(金)
学生・保護者の皆様
教員の皆様
学長 小仲信孝
令和4年度秋学期授業形態の方針について
1.令和4(2022)年度秋学期授業実施方針について
令和4年度4月より多くの大学が対面を主とする授業形態に移行しています。これにはワクチン接種の拡大、新規感染者の低減、それらによる社会全体としてのリスクを低く見積もるようになった背景もあると考えられます。本学が実施する授業形態は対面を指向する形態ではありますが、学内にいる学生数が最大でも半分であることから、大学教育の大事な要件でもある学生同士の交流が十分に活発には行われていません。さらには分散登校の一部ではオンラインパートで十分な教育効果が発揮されていないという問題があり、学生への教育が十全に機能していないことも懸念されるところです。
以上の理由から、令和4(2022)年度秋学期より新たに設定されたレベル表の「レベル0.5」に基づき、分散登校方式を取りやめ、一斉登校方式の対面を主とする授業形態に移行します。
※秋学期における授業形態のレベル表はこちら
ただし今後の感染状況に重大な変化があった場合は、9月初旬にレベル表に基づいて判断をします。
2.授業実施の基本的な体制
本授業形態の基本的な体制は、①教室内の受講者密度の上限を70%程度として対面授業を行う、②それを越える授業はオンライン実施を原則とする、③また学生の対面不参加は原則として認めないということにあります。
2.1. オンライン授業の選定(授業実施の基本的な体制①②)
ここでいうオンライン授業とはリアルタイム配信型またはオンデマンドのビデオ配信型を指します。どの授業をオンライン実施にするかは現在学内検討中です。7月末日にはホームページで報告致します。下記にそのほかの方針を示します。
①一度決定したオンライン実施科目は感染状況の変化に関わらず、オンラインで実施することになります。
②秋学期になって対面予定だった授業がオンライン実施となることはありません(レベル0.5の場合)。
③対面授業で行うことが予定されていて、秋学期に受講者数が受講者密度70%を越えた授業は抽選科目となります。
④PC教室など一部の教室では70%を越えて対面授業を行いますが、その対応として高機能空気清浄機を教室に導入する予定です。
2.2. 対面不参加申請制度の廃止(授業実施の基本的な体制③)
学生本人が、国が定める高リスクの基礎疾患等を有する場合は、学生支援室に相談をしてください。主治医の診断書等の書類をもとに、受講に際してどのような合理的配慮が可能かを検討いたします。
7月末日には続報として、オンライン実施となる授業の一覧を公表致します。