学部・大学院

マネジメント学部 生活環境マネジメント学科 [平成31(2019)年度以降]

衣・食・住、そして環境分野にフォーカス
人々の快適な暮らしを支えるビジネスのプロを目指します

ファッションや食生活、インテリアなど身近な暮らしへの関心から出発し、女性の視点で環境や社会と共生するビジネスを学びます。
生活環境に関する専門科目と具体的な事例研究や演習を通じて、衣・食・住から金融・サービスまで幅広い企業で活躍できる専門知識と実践力を身につけます。

feature 学科の特色

女性の視点を生かして幅広い分野で活躍できる能力を養う

女性の視点から、環境や社会と共生するビジネスで活躍するための専門知識と実践力を身につけます。2年次に基礎を学び、3・4年次には、衣食住と環境問題、社会生活の専門知識を深めるとともに、課題に挑戦し、具体的な解決策を提案、実行できる能力を養います。

3つの履修モデルをみる

  • 衣食住マネジメント
  • 社会生活マネジメント
  • 環境マネジメント
専門の学修、進路選択につながる就業体験
2年次には学生全員が、夏休みを利用して2週間以上のアカデミック・インターンシップに参加します。衣食住を扱う企業、市役所、環境団体など幅広い分野から進路を意識して取り組むインターンシップは3・4年次における専門分野の学修に向けた大きなステップとなります。
理論と実践をバランス良く学ぶ
衣食住、環境、社会生活など、本学科の教員陣の専門領域は多彩です。専門知識が豊富な研究者と行政・企業の第一線で活躍してきた実務の専門家が協力し、自然環境や生活環境と共生するビジネスについて理論と実践の両面から指導します。実践力を養うため、課外活動にも力を入れています。
快適な暮らしを支える様々な資格取得や各種検定をサポート
「eco検定(環境社会検定試験)®」や「サステナビリティCSR※検定」、「ファッションビジネス能力検定」、「福祉住環境コーディネーター検定」、「宅建(宅地建物取引主任者)」等の受検をサポートしています。「消費生活アドバイザー」は試験範囲をほぼ網羅する科目を設けています。
※CSR=Corporate Social Responsibility(企業の社会的責任)
目指せる仕事
  • ファッション産業
  • 食品産業
  • 住宅産業
  • 金融・保険業
  • 流通・サービス業
  • 企業のエコ・CSR部門
  • 消費者相談窓口
  • 公務員
取得可能な資格
  • 司書
学科の学びが生かせる資格
  • 福祉住環境コーディネーター検定
  • ファッションビジネス能力検定 等

Introduction of class contents 授業内容の紹介

世界遺産に登録される庭園、京都の寺院の庭園、都心の庭園、駅前や住宅街の緑環境など、様々な緑のあり方や役割を学びます。

庭園と都市環境

【村田あが 教授】

世界の庭園だけではなく、身近な地域の公園整備も学びます。防災機能を加えた公園など、景観と機能を兼ね備えたデザインの可能性を学び、自分の住む地域はどうだろう?と考えるきっかけにしてほしいです。

どんな力が身につく?
国内外を旅行する際に、庭園の見学も取り入れてみてはいかがでしょうか。授業で得た知識を基に、庭園を見る力、批評する力を養い、庭園を体験し楽しむ感性を磨いてほしいです。
ここがおもしろい!
身近な緑から世界遺産の庭園まで、様々な事例をスライドを用いて紹介、解説します。庭師の仕事、苔の美しさ、建築と庭園のバランス、王の権力を示す庭園づくりなど、庭園をめぐるエピソードもお話しします。
こんな学生にピッタリ!
これまで庭園を意識したことがなかった学生にこそ、履修してもらいたいです。緑や水のデザインが都市環境設備に力を発揮する様子を理解し、受講後は「庭が気になる人」になってほしいです。

私たちの“食べ方”で地球の環境と人々の暮らしが変わる

食生活と環境

日本は食料の6割を海外に頼りながら、まだ食べられる食品を廃棄しています。このように豊かな食生活を送る先進国が肥満に悩む一方、途上国では約8億人が栄養不足や飢餓で苦しんでいます。授業では、私たちの“食べ方”が環境問題や食料問題にどのような影響を与えるかを考えます。

地球環境に与える影響を評価し、世界の持続可能な発展に貢献する企業の経営を学びます

環境政策

【宮崎正浩 教授】

地球温暖化、資源枯渇、生物多様性の喪失など地球規模の環境問題が深刻化しています。
このため、持続可能な発展を目指し、健全な環境を実現するために各国では環境政策が講じられています。
本授業では、現在の環境問題に対する日本政府の政策の現状と課題を学ぶとともに、環境問題の解決法を考えることを目的とします。

生活に身近な環境問題とは?
―SDGsからキャベツの環境負荷まで、幅広く学びます―

生活環境入門

【安藤生大 教授】

この授業では、身近な物やエネルギーの「つくる」、「つかう」、「すてる」の環境影響や、生活に身近なゴミの処理やリサイクルに関する法律や社会制度を解説します。それにより、現在の「環境問題」の本質を理解し、環境負荷の少ない生活の在り方を考えます。

ファッションが持つ文化的・社会的な意味を理解し、様々な視点から考察する

生活環境マネジメント学演習IA

【中西希和 准教授】

この授業ではファッション関連の新聞・雑誌記事などを中心とした文献を講読しながら関心のあるテーマを見つけ、問題意識を明確にしていくことを目指します。また、作品制作に必要な基礎的な技術を習得することを目指します。

環境変化に対応した新たな「食」のあり方を提案していきます

フードビジネス

【天海弘 准教授】

フードビジネスゼミでは、社会環境や生活環境の変化に対応した、新たな食への提案を行っていくことを狙っています。学生自らが様々な視点から調査・分析・考察することで、フードビジネスに関わる新たな企画や提案などを模索していきます。卒業後にはこれらの経験を活かし、自らの考えを持ち自立した社会人として活躍できるよう指導していきます。

“ファッション”の視点から文化的で豊かな生活環境をデザインする

ファッションビジネス

【深町浩祥 准教授】

自己表現としてのファッションは、身につけるモノだけでなく、体験するコトも意味するよう になりました。この授業では、自己表現をかたちにするビジネスすべてを視野に入れ、環境に配慮し文化的で豊かな生活を実現するためのマネジメントを考えます。

地球環境を良くするべく、身近な住生活をマネジメントする

住生活と環境

【赤松瑞枝 准教授】

住まいで繰り広げられる生活は地球環境に直結しています。この講義では安全で快適に暮らしつつ、持続可能な社会及び地球環境を整えるにはどうしたら良いか、洗剤の影響、ゴミ削減の必要性、自室の生活財の把握と収納スペースの検討などの身近な話題を通して考えていきます。

履修モデル

衣食住マネジメント
衣食住を中心とする生活環境に関するマネジメント能力を身につける

※[ ]内の数字は単位数

社会生活マネジメント
社会生活と消費生活に関するマネジメント能力を身につける

※[ ]内の数字は単位数

環境マネジメント
環境政策と環境経営に関するマネジメント能力を身につける

※[ ]内の数字は単位数

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カリキュラム表

前期課程
科目区分 修得要件 1年次 2年次
授業科目[]は単位
基幹科目 2単位
4単位以上
マネジメント学部共通専門科目 2単位
【講義】
選択
4単位
【講義】
前期課程合計 20単位以上
合計修得単位数 66単位以上

※このカリキュラム表にある科目は予定であり、変更する場合があります。

※※履修制限のある科目が一部あります。

生活環境マネジメント学科カリキュラムツリー PDF

生活環境マネジメント学科カリキュラムマップ PDF