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2022年8月2日
SDGs マネジメント学部 授業 産学連携

マネジメント学科・中西哲ゼミ3年生がアサヒグループホールディングス向け戦略提案プロジェクトを実行しました!

マネジメント学科・中西哲ゼミ3年生(企業戦略/16名)は、現実の企業課題に取り組むPBL(Project Based Learning)を導入し、経営学の実践的な学びに取り組んでいます。この度、アサヒグループホールディングス株式会社様(以下「アサヒグループ」)のご協力を得て、「アサヒが様々なステークホルダー(消費者含む)と一緒に取り組むエシカル商品・サービスの提案。」という課題をいただき、プロジェクトを実行しましたのでご報告いたします。中西哲ゼミとアサヒグループ様のタイアップ企画は3年連続となります。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
プロジェクトの実施にあたっては、初回のイントロダクションと中間報告時の2回に亘りアサヒグループのSustainabilityシニアマネージャー中村威様、同シニアマネージャー松香容子様、同田中誠也様にご来校いただきご指導いただきました。最終回でのご講評はアサヒグループホールディングス本社にお招きいただき、アサヒグループ執行役員ヘッド・オブ・サスティナビリティ 近藤佳代子様、同シニアマネージャー 中村威様、同シニアマネージャー 松香容子様、同田中誠也様にプレゼンテーションを実施いたしました。ご講評では学生たちの取り組み姿勢を高くご評価いただくとともに、提案内容の実現のために不足している視点などを鋭くご指摘いただきました。学生たちにとっては、大学内では得られない貴重な学習機会になり、大きな自信にもつながりました。
なお、プレゼンテーションは動画でも作成し事前にご提出いたしました。

各チームの提案
Aチーム:「LINE公式アカウントを活用した消費者教育の推進」
エシカル消費の認知度の低さに着目し、LINE公式アカウントを活用した消費者教育の推進を行う。これにより、消費者の購買意思決定要素に「エシカル」が入りエシカル消費が浸透することを展望した提案。
Bチーム:「大学キャンパスにおけるペットボトル消費削減への取り組み」
大学キャンパスでマイボトル利用の拡がりが限定的であることに着目し、その要因が洗う手間や登下校時の荷物になることにあることをアンケート調査により発見。アサヒグループのアサヒユウアス様が製造している森のタンブラーを学内で利用する仕組みづくりの提案。
Cチーム:「日本のママからラオスの赤ちゃんへ愛情を届ける」
世界的に見ても乳児死亡率が突出して高いラオス向けに粉ミルクを届ける仕組みづくりの提案。粉ミルクやベビーフードなど和光堂様の商品を日本の消費者が購入する際に消費者負担で購入金額の一部を寄付することで財源を確保する。母乳代替品の販売に関する国際マーケティングコードも念頭においた提案。
Dチーム:「新しい自販機モデルの導入による自律的エシカル消費の仕組みづくり」
アサヒ飲料様が展開するソフトドリンクの自販機事業において、自販機内にラベルレス商品を設置するとともにマイボトル用の有料給水器も導入した新しい自販機モデルを提案。実際にアサヒ飲料様のご担当者にヒアリングして実現可能性と必要な投資額を抽出し提案した。