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お知らせ

2021年9月16日
教職員の方へ 重要なお知らせ

【教員各位】令和3年度秋学期授業形態について(9月2日にお知らせした内容を一部変更しました)

令和3年9月16日

兼任教員、専任教員の皆様へ

学長 笠原清志

令和3年度秋学期授業形態について(修正版)

 

1.コロナ禍での教育

昨年4月以降、新型コロナウイルス感染症の影響により、本学でも遠隔授業を大幅に取り入れた授業形態をとっております。そのような中で、先生方には、対面と遠隔の2種類の形態での授業をお願いし、困難を抱えながらも教育活動に熱意を持って取り組んでおられることに改めて感謝申し上げます。授業の運営については、今までも大変ご苦労をおかけしているものと承知していますが、今後も引き続き、学生の学修機会を確保できるよう創意工夫をお願いいたしたく存じます。

一方、新型コロナウイルス感染症は未だ収束せず、最近はデルタ株の脅威が全国的に拡大しています。今後、コロナとの共存を前提に、大学は半年あるいは一年以上の授業形態を考えざるを得ません。その際には、学生、教職員の健康に十分な配慮をしながら、かつ大学として不可欠な教育機能をどのように維持するのか、ともすれば矛盾し対立する要請のどこにシステム上の接点を求めるかを選択しなければなりません。私は、対面授業こそ教育の原点であり、遠隔授業の良さを生かしつつ、どのようにしたら対面授業を一部でも維持できるかについて模索したいと思っています。その際には、春学期の授業形態において表面化した運用上の問題点に対しても対応策を見いださねばなりません。

 

2.令和3年度秋学期の授業形態について

令和3年度春学期における授業形態の問題の一つは、コロナの感染のレベル区分と授業形態のレベルとがうまく対応できなかったことです。緊急事態宣言の発令と延長や解除が繰り返され、感染状況の内容も時と共に変化してきました。したがって、それに伴って感染レベルは変わりましたが、それに対応してその都度、授業形態を変更させるということには無理がありました。もう一つの問題点は、学生のコロナ感染に対する不安への対応から、対面授業での参加、不参加を申請ベースから届け出ベースに変更したことです。その結果、対面授業での参加が求められているにもかかわらず、ほとんどの学生が結果として遠隔授業を選択することになり、出席率が更に低下することとなりました。

以上の認識に基づき、秋学期授業形態の設定については、政府、文部科学省の見解、関係自治体からの要請、及び本学の「新型コロナウイルス緊急対策委員会」の意見等を参考にして学長が判断することとします。これに伴い、感染レベルに主眼を置いて従来適用していた「レベルと授業形態の対応表」を、授業形態に主眼を置いた「秋学期における授業形態のレベル表」に改めることとします(レベル表はこちらをご覧ください)。学生の対面授業科目における不参加申請については、届け出ベースから申請ベースに変更し、その許可・不許可については一定の条件を設定することとします。

新たに改訂した「秋学期における授業形態のレベル表」に見られるように、レベル4でない限り、それぞれのレベルにおいて可能な限り対面授業を重視する立場から、「3・4年生の演習、1年生のプロゼミ、2年生の学部必修の演習」の授業を対面で行います。また、レベル1、2、3において、1年生全員必修の「花蹊の教育とライフプラン・キャリアプラン」と、「ソーシャルマナー」は抽選不可のため遠隔授業のみとします。なお、対面授業でしか実施できない実習・実技科目等は、秋学期の集中講義で実施する予定です。

レベル1、2、3での対面と遠隔の併用の授業形態では、春学期同様、学籍番号の末尾の偶数、奇数による、分散登校の分け方を行うものとします(通学グループはこちをご覧ください)。

以上を踏まえ、秋学期授業形態においては、秋学期当初は「レベル3」の授業形態を想定してスタートすることを学長として判断いたしました。

*対面授業は必ず教場で実施してください。

*対面と遠隔の併用となる授業については、決定次第、別途ポータルでご連絡します。

 

3.学生の対面授業不参加申請について

春学期のように申請書を提出するだけで良いという方法では真偽が不明なため、次のような措置をとり、その条件を下記のように規定します(通知文および申請書はこちらをご覧ください)。

・申請理由は、原則として、本人もしくは同居家族に基礎疾患がある場合のみとします(基礎疾患の範囲についてはこちらをご覧ください)。

・学期途中での追加申請が発生した場合は、教務課に問い合わせることとします。

・学生本人の基礎疾患の場合、診断書の写しの提出を必須とします。

・秋学期集中講義は、科目によって対面授業のみで実施するものがあり、その場合、不参加申請が適用外となります。

 

※ワクチン接種の有無については条件から外すことになりました。

※同居家族の基礎疾患については診断書不要となりました。

※誓約書の不要不急の外出から「アルバイトを含む」の文言を削除しましたが、アルバイトはできるだけ控えてください。

 

4.その他

対面と遠隔の併用(分散登校)となる科目について

・別途、ポータルでお知らせします。

秋学期定期試験について

・現状では2月の時点の感染状況の予測がつかないため、春学期と同様に遠隔のみとします。

秋学期集中講義について

・年度当初は対面授業でお願いしておりましたが、変更のお申し出があった科目は遠隔授業となります。なお、そのまま対面授業を行う予定の科目においても、感染状況によっては遠隔授業への変更をお願いすることもあります。

 

※令和3年度「秋学期における授業形態のレベル表」を設定しました。

従来、感染レベルに主眼を置いて適用していた「レベルと授業形態の対応表」を、授業形態に主眼を置いた「秋学期における授業形態のレベル表」に改めました。

以上