令和3年度春学期授業実施方針について
令和3年2月8日
学生、保護者、受験生の皆様へ
学長 笠原清志
今年になって、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて再び緊急事態宣言が発出され、3月7日まで継続されることになっています。本学では、令和2年度秋学期より、なるべく対面授業の拡大を図りたいと考えておりましたが、これまでのところ、一部の科目のみでの実施にとどまっております。
今後の感染状況がまったく見通せない段階ではありますが、本学では、対面授業による学生と教員、学生同士の学び合いとコミュニケーションが教育の基本であるとの考え方から、教育機関の使命として、なるべく多くの対面授業を実施し、学生の皆さんが大学で仲間とともに学び、互いに交流する機会を確保するための取り組みを行ってまいります。
今回の緊急事態宣言の発出は、人の移動や接触をできる限り制限することが大きな目的とされており、大学などの教育機関に対して活動休止要請などは出されておりません。大学には、学内での密を回避し、感染リスクを高めないよう十分な対策を行うことと同時に、教育活動の質を高めていくことがますます強く求められる状況になってきております。
このような認識のもとに、本学では、令和3年度春学期の授業形態に関する基本的な考え方を以下のように定めましたので、お知らせ致します。
・授業形態は教場にて対面で行う事を原則とします。
・ただし、現在の感染拡大状況に鑑み、当面の間、対面授業と遠隔授業とを併用し、学生は隔週で交互に分散登校するものとします。
・やむをえない理由で対面授業に参加できない学生に対しては別途対応致します。
・科目の特性と感染の拡大状況により、遠隔授業のみで行う科目を増やすことがあります。これらの判断は、学内の「新型コロナウイルス感染症緊急対策委員会」の意見を聞き、学長が行います。
今後の感染状況により、国や地方自治体などから移動自粛の要請などのさらに強い緊急措置が発せられた場合には、すべての授業を遠隔授業にて実施するなどの対策を講じなければならないことも考えられます。現時点で事態の推移を見通すことは困難ですので、今後何度かにわたり大学ホームページで皆様にお知らせをさせていただくことになります。
皆様には、本学の取り組みの趣旨をご理解いただきますとともに、引き続き感染拡大防止にご留意くださいますよう、お願い申し上げます。
以 上
≪4月以降の授業に関するお問い合わせ先≫
跡見学園女子大学オンライン授業支援窓口
online2020@mmc.atomi.ac.jp