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情報科学芸術学部は、人間とAIはどのように共存していくべきかを考える学部です。
データサイエンスとAI(人工知能)という科学的な視点と、メディアアートという芸術的な視点。この両方のモノの見方や専門知識、社会に活かせる技能を身につけて、AIにはまだできないことで、あなたができることを見つける4年間にします。
名画『モナ・リザ』を描いたレオナルド・ダ・ヴィンチは、芸術家であり、天文学や力学などを探究する科学者でした。あなたもこの新学部1期生となって、現代の“ダ・ヴィンチ”になってみませんか。
跡見学園は1875(明治8)年に「跡見学校」として創設され、2025年に150周年を迎えました。日本人が始めた国内で最も歴史のある私立女子教育学校です。創設者の跡見花蹊(あとみかけい)は書家・日本画家として明治期に活躍した芸術家で、教え子のために作成した書画の手本作品は2万点を超えます。情報科学芸術学部は、データサイエンス(情報科学)とメディアアート(情報芸術)双方の学識を融合させた教育・研究組織として、教養と感性を育んできた開学以来の芸術の学びを現代に受け継ぐものです。
AI(人工知能)やデータサイエンス(情報科学)の進化は、予想を超えた速度で、社会や日常生活を変えています。情報科学芸術学部では、デジタル・情報化社会に求められるAIやデータサイエンスの専門知識、技能を身につけ、同時に新しい芸術表現であるメディアアートを学びます。「科学」と「芸術」双方の世界の知識を得ることで、時代に求められている新たな発想力や多様なものの見方を養います。そうして培った技能や感性で、次代を創る人材を育てたいと考えています。さらに、近隣大学との連携を図り、本学を中心とした文京区茗荷谷地域を「AIとアートを考える場」とする構想を描いています。
データサイエンスの基礎的な概念を学び、データを収集、管理、可視化、分析するための基本的なスキルを習得。実際の社会やビジネスでの応用例などを学びます。
AIの歴史や社会的、倫理的な課題とその解決について考えます。さらに、AIの代表的な技術である機械学習や深層学習の基礎を学び、自然言語処理や画像生成AIの技術や仕組みを理解して最新のAIの使い方を身につけます。
情報デザイン、メディア、テクノロジー、アートなど、生成AIの活用が広がる視覚コミュニケーションの進化を理解し、作品制作と経済活動の関連性、作家の存在意義を探究します。
立体物工作・電子工作、冊子制作、映像作品などについて実際に手を動かして学びます。その過程で、工作用具の使い方や電子回路の制作手法、デザインや映像表現など、美術作品の制作における基本的な技能を習得します。
兵庫県・淡路島にある人材ビジネス大手のパソナグループ本社で2年次に、最低5日間の滞在型インターンシップを実施します。デジタル技術による業務改革で、柔軟で多様な働き方を実践している同社は、豊かな自然とマンガやアニメなどのコンテンツを融合させたテーマパーク事業も展開しています。そこでの就業体験を通して、データサイエンスとAI、メディアアートをどのように社会で活かせるかを体験から学びます。
データサイエンスの理論からメディアアートの応用表現までを実践的に学ぶ事業です。講義では、人工知能や人工生命(コンピューターなどで人工的につくられた生き物のような生命)の理論を学び、それらを具体的な形にする、センサーや3Dプリンター、レーザーカッターなどのデジタルファブリケーション(デジタルデータをもとにモノを制作する技術)の手法を習得します。続く演習では、数人のグループに分かれて実際に設計・制作します。
データサイエンティスト
IT・通信・ソフトウェア関連、
メディアアーティスト
映像、
コンセプトデザイナー
IT・通信・ソフトウェア関連、
AIプロダクトマネージャー/
AIコンサルタント
広告、
デジタルコンテンツクリエイター
Web制作、
ゲームデザイナー
ゲーム制作、
キュレーター
自治体、
これからの社会に必要とされる分野です
未来を一緒に創造していきましょう!
AIを使って
何かをつくりたい人
芸術、
メディアアートに
関心がある人
データサイエンスの
スキルを磨きたい人
プログラミング
技術を身につけたい人
デジタル技術を
社会に役立てたいと
考えている人
人工生命に
興味がある人
まだ受験科目は公表していませんが、国語、英語のほか、数学の勉強をしておくとよいでしょう。受験科目については決まり次第、情報科学芸術学部の特設サイトで公開します(9月ごろに公開予定)。
専門科目の履修のためには基礎学力は必要になるので、入学後の1年次に、高校で学んだ数学などの復習的な学習も行います。授業についていけるように対応しますので、心配いりません。入学する前に、高校2年生までの数学を復習しておくと、授業になじみやすくなると思います。
大丈夫です。授業では基礎的な知識の習得から、プログラム作成の演習まで、実践しながら段階的に学んでいきます。初心者はもちろん歓迎です。グループワークの授業もあるので、仲間と助け合いながら知識とスキルを身につけられます。
常識的なモノの見方や考え方は、AIで引き出せるようになりました。これからの社会で必要となるのは、その常識を超えた発想やモノの見方ができる人です。AIやデータサイエンスの知識や技術だけでなく、AIなどを活用した芸術表現であるメディアアートを学んで、「技能」と「感性」を兼ね備えた、未来を生き抜く人材を育てたいと考えました。跡見学園の創設者である跡見花蹊(あとみかけい)は、日本画家・書家として明治期に活躍した芸術家でした。1875(明治8)年の開学以来、150年にわたり、教養と感性を育んできた本学だからこその、新学部なのです。
東京都心にある文京キャンパスで4年間修学します。東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷駅」から徒歩約2分で、池袋駅からも地下鉄を使って10分圏内にある利便性の高いキャンパスが魅力です。
もちろんです。オープンキャンパスでは、情報科学芸術学部の学修についてだけでなく、受験の相談にも応じる子定です。新しい学部なので、知りたいこと、わからないことが多いと思います。大学のサイトでもカリキュラムや受験情報などを順次公開していきますが、春からのオープンキャンパスにお越しいただいて、どんなことでも尋ねてください。
東京メトロ丸ノ内線 茗荷谷駅より徒歩約2分
東京メトロ有楽町線 護国寺駅より徒歩約8分