観光コミュニティ学部 まちづくり学科 [2025(令和7)年度以降]
(旧学科名:コミュニティデザイン学科)
地域社会に「新しいコミュニティを生む力」を育成します。
人と人とがつながり、誰もが心地よく暮らせる「まちづくり」がテーマです。社会や地域の在り方を考え、現地に足を運び、地域の人の声を聞き、一緒に活動するなかで、その地域が抱える課題の解決策を提案できる力を育てます。

feature 学科の特色
- 「コミュニティデザイン能力」とは…?
- 高齢者へのサポート、子育てママへの援助、地域経済の活性化など、地域コミュニティには解決したい課題がさまざまあります。人と人とがつながりながら、まちや地域の課題を解決し、地域社会をデザインするのが「コミュニティデザイン」です。実践的な学びを通じて、女性の発想を活かしたコミュニティづくりの能力を身につけます。知識を身につけ、実践を体験することで、コミュニティデザイン能力が身につきます。
- 実践重視の学びで地域の新たな価値を創造する力を磨く
- 地域特有の人材、技術、産業、景観、食などの資源を柔軟な発想で活用し、地域に新たな価値を創造したり、発信したりする事例や手法を、現地・現場での実践活動を通じて学びます。
- 日常の身近な問題から、学び、考える
- 毎日の暮らしにおける「なぜ」を考えます。『24時間の文化』『ネット社会』『食文化』『買い物』など、学生に身近なテーマから、社会の現実や本質的な課題に迫ります。
- ジェンダーの視点を大切にしながら学ぶ
- 家事や育児、介護などのあり方をジェンダーの視点から問い直し、地域ぐるみで支え合う少子高齢時代のまちづくりを、女性の生き方・働き方の多様化をふまえて学びます。
- 目指せる仕事
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- 公務員
- 信用金庫・信用組合・地方銀行
- 広告・イベント企画、出版
- 地域メディア(コミュニティFM、ケーブルテレビ、地域情報誌など)
- 社会起業家
- ブライダル関連
- 企業・団体の企画・調査、広報・宣伝、総務・秘書
- 取得可能な資格
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- 社会調査士
- 司書
- 学科の学びが生かせる資格
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- 国内旅行業務取扱管理者
- 総合旅行業務取扱管理者
Introduction of class contents 授業内容の紹介
公共分野モデル
コミュニティをより活性化させるためのさまざまな事業を、行政の立場から支援したい人におすすめです。行政と地域住民が協働して地域づくりを推進する方法を学びます。公共心 / コミュニケーション能力 / ファシリテーション能力 / 情報発信力 / 愛郷心が身に付きます。

コミュニティデザイン
【鍵屋 一 教授】
地域をもっと元気にするために、行政の立場からどんなことができるでしょうか。コミュニティデザインの発想で、新しい地域づくりの企画や政策を立案し、実現していくための方法と課題を探ります。

コミュニティと住民参加
近年、地域社会の主役が、行政から住民へとシフトしつつあります。自分たちの町をどのように元気にしていくか、住民みんなで考え、行政と協働して、新しいまちづくりをしていくための方法と課題について考えます。
ビジネス分野モデル
地元をもっと元気にするためのビジネスを立ち上げたい人におすすめです。地域の金融・財政、産業について学び、地域社会と密着したビジネスモデルを創出する方法を考察します。マネジメント能力 / 企画立案力 / リーダーシップ / 分析力 / 計数感覚 / 着想力が身に付きます。

インフラストラクチャー
【坪原 紳二 教授】
住民の生活を支える「インフラストラクチャー(infrastructure、略してインフラ)」とは、道路や学校、電気やガスなど、みんなで使う公共の施設です。これらの整備や維持管理について、官民の役割分担の未来を考えます。

コミュニティビジネス
【矢野 峰生 教授】
コミュニティビジネスとは、特徴ある地域社会を創るための新しいビジネスモデル。雇用の創出や生きがいづくりにどのように寄与するのか、具体例に学びながら、その仕組みと基礎的な知識を修得します。
社会貢献分野モデル
地域に根差した社会貢献に取り組みたい人におすすめです。女性の柔軟な感性と視点を生かしたコミュニティを創造し、支えていく方法を学びます。協調力 / アイデア力 / 創造力 / 考察力 / 柔軟性が身に付きます。

女性のライフサイクル
【石崎 裕子 准教授】
キーワードは現代女性とキャリア。授業では主に女性のキャリア形成を巡る社会的な課題を取り上げます。長い人生を一つのキャリアとして捉え、ジェンダーの視点で社会を見つめ直したときの“気付き”を体感してください。

出産・育児のセーフティネット
女性が安心して子どもを産み、育てることができる社会的な環境の整備は、地域の活性化のために極めて重要です。出産・育児の現状を把握し、当事者である女性自身の立場から、理想的な子育て環境のあり方を考えましょう。
履修モデル
- 3つの履修モデルで希望の進路へ直結
- 公共分野、地域金融機関、コミュニティビジネス、教育・福祉など、学生各自が希望の進路に進めるよう、3つの履修モデルを用意しました。
- 公共分野
- ビジネス分野
- 社会貢献分野
カリキュラム表
※カリキュラム表にある科目は予定であり、変更する場合があります。
※※履修制限のある科目が一部あります。