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石渡ゼミ3年生は、Zoomアプリを使って中学生を対象とした食育セミナーをオンラインで実施しました。

近年、食をめぐる環境は大きく変化しており、子どもたちの食生活にも影響が及んでいます。特に、中学生は心身が著しく成長する時期であるにも関わらず、部活動や塾などに時間を取られ、食生活が乱れがちといわれています。今回、私たちは自身の食生活の現状に合った食事を選べる中学生を増やすことを目的として、”間食”に関する食育セミナーを開催しました。

まずは、中学生の間食の現状を把握するため約1,000名の中学生へアンケート調査を行いました。その結果、中学生は糖質や脂質が多いお菓子を間食として摂取していることがわかりました。間食では食間にエネルギーを補給するだけでなく、3食の食事で不足しがちな栄養成分を取り入れることが望ましいとされています。そこで、食育セミナーでは、成長期にある中学生に不足しがちな栄養素に関する知識やそれを摂取するための簡単な間食レシピをクイズや動画で紹介しました。

セミナーでは、チャットの機能を活用し、参加者とのコミュニケーションに力を注ぎました。参加した中学生からは「楽しくてためになった」「紹介されていたレシピをぜひ作ってみたい」という声も届きました。

次年度は対面で食育活動が行えることを期待して、今から新たな食育プランを練っています。