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2020年9月12日
大学

令和2年度秋学期の授業実施方法および「オンライン授業支援窓口」の設置について

令和2年9月12日更新

秋学期も、原則オンライン授業が実施されます。本学ではオンライン授業実施期間中、学生・教員の皆さんからの質問などを受け付ける総合窓口として「オンライン授業支援窓口」を設置します。オンライン授業に関すること、情報機器・情報環境に関すること、コロナウイルス禍における学生生活上の問題などで質問などがありましたら、この「オンライン授業支援窓口」をご利用ください。

◆メールの場合

専用メールアドレス online2020@mmc.atomi.ac.jp

・メールの送信は必ずWebメールを使い、大学から付与されたメールアドレスから行ってください。

・メールには必ず所属学科・学年・氏名を記し、質問などの内容は 具体的に書いてください。

・できるだけ早く回答するようにしますが、内容によっては回答に時間がかかる場合があります。

◆電話の場合

電話番号  048-478-3333 (月~金 9:00~16:30 土 9:00~12:30)

・基本はメールですが、メールでの質問がしづらい場合には電話でもお受けします。

・電話の場合は、まず所属学科・学年・氏名を名乗った上で、「支援窓口につないでほしい」旨をお話しください。簡単に質問内容を伺い、関連の部署におつなぎします。

*ポータルやOffice365に関するマニュアル・よくある質問を公開していますのでこちらもご確認ください。

◎オンライン授業に関するお知らせとマニュアル こちら

◎よくある質問(学生用)※ハイパーリンク こちら

*また下記の部署においても、引き続き質問等をお受けしています。

教務課(授業に関すること)            d-kyomu@mmc.atomi.ac.jp

情報サービス課(ポータルや情報環境に関すること) d-multi@mmc.atomi.ac.jp

学生課(奨学金等に関すること)          d-gakuse@mmc.atomi.ac.jp

 以 上


令和2年9月3日更新

学生、保証人の皆様へ

新型コロナウイルス禍から見えるもの —新しい大学像への模索—

学長 笠原清志

)春学期の授業を終えて

跡見学園女子大学の令和2年の学事暦は、他の大学と同様に、まさに異例ずくめでありました。学生の生命と健康を守ることを最優先に、卒業式や入学式は中止され、オリエンテーションもなく授業は3週遅れで、それもインターネットを介した遠隔授業という形でスタートせざるを得ませんでした。新入生は大学に入学したにもかかわらず、大学に行くこともなく、また先生や友人とも接することもなく大学生活がスタートしました。この点については、大変申し訳なく思っています。

大学が閉鎖されている以上、授業は遠隔授業で行う以外になく、ほぼ一ヶ月半の準備期間でオンライン教育に移行しました。跡見学園女子大学の伝統的教養科目である茶道、華道、そして香道もオンラインで授業ができないか検討されました。その結果、茶道や華道は工夫努力してもらい、オンライン教育で実施するか秋学期開講に移動してもらいました。

2)秋学期の授業実施方法について

本学では対面授業の復活に向けて検討を行ってきましたが、新型コロナウイルス第2波の蔓延の状況を鑑み、教務課より8月6日付けで下記のような「令和2年度 秋学期の授業実施方法についてのお知らせ」を発表しました。

秋学期の授業実施方法は、原則、遠隔授業となります。一部対面授業を実施する科目、開講曜日・時限を変更する科目などについて下記のように決定しました。

〇対面授業を実施する科目

(1)補講期間(2/12~2/27)に数回程度、対面授業を実施する予定がある科目

(2)通常授業期間から集中講義期間(2/12~2/20)に変更して対面で授業を行う科目

(3)毎週土曜日の4限目に対面の授業を行う科目

 

上記科目についての細かい指示について、学生の方はポータルでの掲示を確認してください。

9月には学生の健康と安全に十分配慮し、各学年のオリエンテーションと健康診断を実施する予定です。また、学生の自主的なサークル、文化活動をどのように保証していくか、についても検討中です。

3)対面授業の重要性

教育の原点が先生との出会いであり、共に学んだ友人との生涯にわたる交遊である事はよく知られています。共に出会いの場が必要であり、それは学校という場と制度によって保証されたものでした。教育は知識の習得だけではなく、学生は教師との出会いによって生き方自身も学んでいくものです。また、共に学ぶ友人がいなかったら、その後の人生がどれだけ寂しいものになってしまうか、容易に想像できると思います。

オンライン教育の実施は、在宅での学びを可能にする等、多少の利点はあります。しかし、教育の原点を静かに破壊し、学生一人ひとりを分断、孤立化させ、知識の習得のみが教育であるかのごとき状況を作ってしまう傾向があります。今日、跡見学園女子大学でも、対面教育をどのように復活させるのか、またオンライン教育と対面授業をどのように組み合わせるのか、という事が厳しく問われていると思っています。

4)新しい大学像への模索

新しい大学像をどのように定義するかによって、教育のあり方は大きく変わってくるものと思います。つまり、大学教育の本質を人格の形成と教養の養成に主眼に置くのか、あるいは知識の習得と資格教育の一環として捉えるのか、という事です。

今日、コロナウイルス禍の影響がどれほどあっても、変えてはいけない大切なものは何か、そして環境変化に対応して変えていかなければならないものは何か、が問われているように思います。今までの生物の歴史は、環境変化に対応し、自らを変化・適応してきたものだけが生き残ってきたと言われています。組織、企業、そして大学も例外ではありません。新しい大学像への模索が始まった、と思っています。

【本学での取り組みに関する資料ページ】

○跡見学園女子大学ホームページから、本学におけるコロナウイルスに関する対応をご確認いただけます。

・新型コロナウイルス感染症対策に関する本学の対応と学生へのお知らせ(http://www.atomi.ac.jp/univ/activity/detail/4814/

以 上


令和2年8月1日

学生各位

学長 笠原清志

5月半ばの緊急事態宣言解除後、各大学における対面授業の再開の状況は多様です。しかし、その後の新型コロナウイルス感染拡大状況を見ると、ただちに秋学期から全面的に対面授業を再開するような状況にはないと考えられます。このような状況を踏まえ、跡見学園女子大学では、令和2年度秋学期の授業実施方法について、春学期に引き続き、原則、遠隔授業で実施することを決定しました。

ただし、「実習、実技、実験、実習に類する演習科目」等の科目においては、遠隔教育で行うことが難しい科目があることも事実です。それらの科目につきましては、一部対面授業を実施する予定です。該当の科目の授業実施方法については、8月6日(木)以降順次、本学ポータルサイトでお知らせします(来年2月の集中講義期間や補講期間の利用を考えています)。

なお、秋学期中に、社会情勢や感染の状況が変化する事も考えられます。その場合は、授業実施方法を再考する事もあり得ます。

以 上