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2019年11月5日
大学

外交史料館で特別授業開催

5月31日、笹島ゼミでは外務省外交史料館を訪問し、特別セミナーを開催しました。

外交史料館とは国民への説明責任を果たすため、原則30年間を経た外交記録を公開することを目的に、1971年に外務省の一組織として開館したものです。

私たち国際関係論を学んでいる者にとっては、過去の日本の歴史を知ることができる貴重な資料の宝庫です。

セミナーでは、担当者の方から外交資料の利用方法を詳しく教えてもらったほか、明治時代に陸奥外相が不平等条約改正のため、在米国公使宛に送った「日米通商航海条約改正一件」という訓令の実物や、日米安保条約改定のため開かれた外相レベルの重光・ダレス会談(1955年)の公式記録などを紹介していただきました。

学生たちは初めて見る本物の外交文書の数々に驚くばかりでした。卒業論文を書く際にも役立ちそうな資料が揃っています。日本の外交がどのように展開されてきたのか、実証的に調べていこうと話し合っています。