【現代文化表現学科】ATOMIアートフェスを開催しました

2026年6月20日(土)~21日(日)の2日間、文京キャンパスにて現代文化表現学科主催のATOMIアートフェスが開催されました。

初の試みとして実施した本企画は、現代文化表現学科の教員が数か月にわたって企画、準備を重ねてきました。初日はあいにくの雨模様でしたが、2日目は雨も上がり、卒業生やご家族連れも来場して賑やかな一日となりました。

20日のシンポジウム「松浦雅子監督に聞く現代日本映画の30年」は、同学科教授の松浦雅子先生と渡邉大輔教授の公開対談でした。松浦監督は90年代以降、代表作『プラトニック・セックス』など多くの作品を手掛け、渡邉教授が著書『『君の名は。』は日本映画に何をもたらしたのか』をもとに、対談を通して日本映画のこれまでを読み解きました。
まだ女性が映画監督を務めるのが珍しい時代に、自分がやりたいことを突き詰め、言葉にできないほどの苦労も困難もありながら、情熱をもって取り組んできた松浦先生のお話からは、好きなことをとことんやってチャレンジし続ける心の強さが大事だというメッセージを受け取りました。

21日には作家 辻村深月先生の講演会を開催。「青春は、あとから物語になる。~小説との出会いから現在まで~」と題して、渡邉大輔教授の質問に答える形でお話いただきました。
新刊「ファイア・ドーム」が発売直後とあって辻村作品のファンの方が大勢来場し、先生の話が聴けるという喜びに満ちた会場はとても和やかに、60分間があっというまに過ぎていきました。

この日は跡見学園女子大学のオープンキャンパスも同時開催されていて、受験生とその保護者の方も多く参加していました。生徒のみなさんに一言、と促された辻村先生は、自身の受験期を振り返りながら、今は受験のことで頭がいっぱいでも、広い視野がある、広い世界が待っているよと応援のメッセージを贈ってくれました。

アートフェスでは、2号館入口大階段に株式会社アトリエヨシノ様協賛によるチャイコフスキー3大バレエ衣裳が展示されたり、チャコット株式会社様のご協力でメイク講座を行うなど、文化表現の幅広さが感じられる企画が盛りだくさんでした。抹茶体験コーナー、学生イラスト展、AISAC(情報科学芸術センター)展示、空間デザインによる装飾などキャンパスのあちこちに芸術と触れ合う場が設けられ、来場者は足を留めて作品に見入っていました。
現代文化表現学科では、学生にさまざまな文化を多角的に学んでもらい、現代文化の発展を支える人材を輩出すべく、教員一丸となって取り組んでいます。



