【キャリア科目】「女性のライフプラン」ゲスト講師20代の女性自衛官から学ぶ

全学共通科目のキャリア科目「女性のライフプラン」はマネジメント学部の澤田裕美准教授が担当されています。選択科目ではありますが、在校生からは学びが多く、将来に役立つ授業として人気の授業です。春学期は140名ほどが履修し、この日も新座キャンパスの図書館視聴覚ホールはほぼ満席となりました。
この日のゲスト講師は、防衛省自衛隊から澤田先生の前任校である大妻女子大学短期大学部卒業での教え子であった牧野綾奈さん、また広報業務を担当している埼玉地方協力本部朝霞地域事務所所長横田3等陸佐でした。
まず、横田所長より学生には馴染みのない自衛隊の仕事内容や職責について、国の防衛のみならず国際平和協力など幅広く人々の生活を支えている実態をご紹介頂きました。また女性隊員が活躍する様子や入隊後から幹部への昇進までのキャリア形成の可能性についてお話を伺いました。

次に、牧野さんが登壇し、学生時代を振り返って自身の実感を語られました。短大時代にビジネスマナーや経営分析手法を修得し、学外でプレゼンテーションの成功体験を経たことが、航空自衛隊という男性が多い職場で、相互信頼とチームワークを基本とする職場のコミュニケーションに大変役立ち、自信に繋がっていると心情を吐露されました。また、卒後3年勤務した後に一度退職し、充電期間を経て、今度は陸上自衛隊に再入隊した等の今日に至る足跡も語られました。再入隊後の配属先は希望通りではなかったものの、防衛体制を支えるインフラの構築や管理の重要性を理解し、今年2月には昇格試験に挑戦、見事合格したとのこと。目標に掲げ、それに向けて努力を続ける姿勢に、学生達は終始聞き入っていました。

後半は、予め学生達から聴取した質問に対して、牧野さんが応える時間となりました。学生と社会人との意識違いは責任感の重さであること、学生時代の心掛けとして時間管理(授業を休まず、遅刻をしないこと)、小さな目標でも最後までやり抜くこと等のアドバイスを得ました。殊に、大学時代は社会へ出る最後の学びの機会と自覚し、必死に勉強したこと、社会人生活では「当たり前のことを当たり前にやり続けること」等、これらは学生時代に澤田先生から学んだことであり、それが今日の糧になっていると熱く語られました。
授業終了後、履修生からは「澤田先生のテキストに載っている人から直接話が聞けたことは驚きです。挑戦することの大切さを実感した」「毎日の学生生活を有意義にしたい」「卒業後も人間関係を大切にしていることが心に残った」等のコメントが寄せられました。紆余曲折がありながらもキャリア形成を模索し続ける牧野さんの姿に、学生達は深い学びをしたようです。

牧野さんと澤田先生 牧野さんも掲載されているテキスト