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2026年3月19日
学生

キャンパスに自生した新種の桜『アトミザクラ(跡見桜)』を学生寮メゾン音羽に植樹

本学新座キャンパスで見つかった新種の桜『アトミザクラ』を本学提携学生寮「メゾン音羽」を運営する株式会社共立メンテナンスに寄贈し、3月11日に同社主催により植樹式が執り行われました。

前日の雪模様から一転し青空が広がったこの日、株式会社共立メンテナンス常務取締役 小原康緒様や同社に勤務する跡見学園女子大学卒業生3名、女子大学の小仲学長、元寮生会長で文学部コミュニケーション文化学科3年の栗林さんら多くの関係者が参加しました。

 

  

元寮生会長の栗林さんは、「新種の桜が新座キャンパスにあることを知らなかったのでこのような式に出席出来てどきどきしました」と終わって緊張のほぐれた笑顔を見せてくれました。

共立メンテナンスに勤務する3名のうち、在学中の4年間は寮生活だった2019年3月卒の1名は、寮では夜中までおしゃべりをしたり、大浴場が最高だった思い出を語ってくれました。

この桜が元気に育ち、桜が咲くころには寮生の心を和ませ、卒業した学生もまた桜を観に集ってくれることを願ってやみません。

 

🌸跡見の桜、始まりの物語

新座キャンパスの最初の桜は、大学が開学して間もない1965(昭和40)年、短期大学在学中に夭逝した愛娘の冥福を祈る親御さんにより寄贈され、「桜守(さくらもり)」として全国に知られた京都・嵯峨野の造園業「植藤(うえとう)」の15代当主、佐野藤右衛門により選定・栽培されたものです。娘を思う親の愛と名人により花開き、今日まで大切に守り育ててきました。

 

🌸ソメイヨシノより数日早く、若葉の展開前に一重咲大輪、淡紅色の花を咲かせる

新種の桜の存在がわかったのは、1993(平成5)年から10年間をかけて実施した、構内の桜の同定調査でした。日本櫻学会評議員であり、キャンパスの桜の保全に長年尽力された山崎博子本学名誉教授は、この桜について「通常の苗木から移植された桜とは違って、新座キャンパスの地面から芽吹いた桜であり、正真正銘の跡見生まれ跡見育ちの、実生(みしょう=種から生まれた)の桜である」と説かれました。そこで、樹木医で桜園芸品種研究会代表の田中秀明氏に園芸品種認定調査を依頼したところ、「この桜は染井吉野より数日早く、若葉の展開前に一重咲大輪、淡紅色の花を咲かせるため、鑑賞性が高い」との評価を得ました。