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2025年12月13日（土）視覚障害をもつパラアスリートをお招きし、学生との交流イベント『パラアスリート交流会～“視えない”から生まれる可能性～』を開催しました。

短歌創作をご専門とし、視覚障害をもつ方と社会をつなげる活動にも精力的に取り組む佐佐木頼綱先生に企画提案いただき、学生団体「ボランティア委員会さくら」が主催し、視覚障害への理解促進や、共生社会を学生が主体的に考える機会の提供を目的に実施したものです。

交流会は二部構成で行われ、第一部は「暗闇レストラン」と題し、アイマスクをつけて参加学生が食事体験をしました。視覚に頼らずに食事をすることで、香り・触感などの感覚の豊かさを再認識すると同時に、視覚障害の方が感じる日常生活における不便さや、どのような工夫が必要かを考える機会となりました。

第二部では、参加者から寄せられた質問に視覚障害パラアスリートにお答えいただくトークセッションを行いました。一つひとつの質問にとても丁寧に答えていただきました。パラスポーツへ取り組むきっかけや、日々のトレーニング、困難を乗り越えるための考え方など、率直な言葉で語られる体験談に、参加学生は熱心に耳を傾けていました。

参加学生からは「これからの日常生活やキャリアにも活かしていきたい」、「視覚障害の有無にかかわらず、人生の先輩から素敵な話を伺うことができた」などの感想が聞かれ、学びや気づきの多い交流会となりました。

本学では今後も、学生一人ひとりが多様な価値観や生き方に触れる機会を大切にし、様々な交流プログラムを展開していきます。