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2025年10月27日
授業 大学 学生 マネジメント学部

【生活環境マネジメント学科】特別講義「食の安全の落とし穴~リスクと安全・安心を理解する」で正しい情報の選び方を学びました

天海弘准教授が担当する生活環境マネジメント学科の3、4年生対象の専門科目「消費者問題」の10月20日(月)の授業で、NPO法人「食の安全と安心を科学する会」の山崎毅理事長による特別講義がありました。

 

NPO法人「食の安全と安心を科学する会」は、生活者の食に対する信頼の向上と、それに裏付けられた産業界の健全な発展を目的に、食の安全と安心に関わる研究の推進、学術の啓発、科学的情報の提供を通じて、食の安全と安心の確保に向けた取り組みを、科学的中立的に支援することをめざしている団体です。(「食の安全と安心を科学する会」HPより)

 

講義で山崎理事長は、食に関する「安全」とは科学的根拠に基づいた客観的な考えであること、「安心」は主観的なものであり、必ずしも安全とは言えないことを説明。そのうえで、ハザード(危害要因)を正しく理解し、想定されるリスク評価に基づいた対策をとることが大事であると教えていました。

 

講義の後半では、食生活に関連した食品添加物や食中毒、農薬、放射能などのリスクについて解説していただきました。講義を通して聴講生は、食のリスクと安全・安心を理解することで、SNSやインターネットから正しい情報を選び取ることの大切さを学んでいました。

 

NPO法人「食の安全と安心を科学する会」の山崎毅理事長