【観光デザイン学科】OC特別企画で高校生がキャビンアテンダント(CA)の実習授業を体験

憧れの職業として人気を集めるキャビンアテンダント。8月17日の文京オープンキャンパスでは、本学で「キャビンアテンダント(CA)実習」の授業をもつ笠井玲子先生=上写真中央=によるCA実習体験を実施し、多くの高校生と保護者が参加しました。
笠井先生は日本航空国際線のCAを長年経験した後、人財育成コンサルティング会社を経営。CA志望の学生などに向けた就職対策セミナーを開き、これまでに3000名を超える学生を希望する就職先へと導いてきました。
飛行機内を模した実習室に入った高校生は、緊張した面持ちでシートに座り、笠井先生の説明を聞き、アシスタントの先生2名によるデモンストレーションを見学。ボーディングからベルトチェック、機内アナウンスとテイクオーダー(飲み物の提供)、ミールサービスの一連の流れを覚えます。
搭乗客への接遇を高校生たちに実演してみせる先生たち
その後、高校生たちは立ち上がって、模範にならって接遇を体験。カートの前後に付いて動かし、乗客に目線を合わせる姿勢を取り、日本語と英語で声をかけていきました。先生方の明るい声が生徒たちの緊張をほぐし、しっかりと声を出して笑顔で体験する姿を、保護者のみなさんも楽し気に見守っていました。
「大学の授業では、講義のほかにこうした実習を4回は行います。CAは第一印象を完璧にして、お客さまと対話します。気配り、気遣い、気働き、大切なのはおもてなしの心ですね。それは就職活動の対策にもなります。採用面接できちんと伝える力がつくような授業を行っています。CAを目指す方だけでなく、社会人としての基礎力を付けたい学生にも学んでほしいと思います」。笠井先生はそう高校生に語りかけていました。

エプロンを身に付けてCA実習を体験
参加した高校3年生は「リゾートホテルで働きたいと考えていて、ホテル業界を目指す人もこの体験授業にきてくださいと大学HPにあったので参加しました。大学内にCAの実習室があることは事前に調べて知っていましたが、実際にカートを使ったりできて、こんなに本格的な実習ができるとは思わなかったので驚きました。とても楽しかったです」と話していました。