2025年度のオープンキャンパスがスタート! 3つの大学改革を学長が公表

2025年度初回のオープンキャンパスを3月29日(土)に新座キャンパスで開催しました。「桜まつり」を兼ねたこの日は花冷えの雨模様でしたが、それでも多くの高校生が保護者とともに来場されました。
参加者を前に小仲信孝学長は、学園創立150周年を迎えた今年、3つの大きな大学改革に取り組むことを発表しました。
1つ目は、2026年度文京キャンパスに初の理系学部「情報科学芸術学部」(設置認可申請中)の新設です。デジタル社会で重要性が高まるAI(人工知能)とデータサイエンス(情報科学)、メディアアート(情報芸術)が学べる文理融合型の学部で、「知識と技術を身につけて、さまざまな社会課題を解決できる人材を育てたい」と、新しい学問領域の学部設置に向けての構想を語りました。

3つの大学改革を説明する小仲信孝学長
2つ目は学部学科の再編です。2026年度から文学部コミュニケーション文化学科、マネジメント学部生活環境マネジメント学科、観光コミュニティ学部まちづくり学科を募集停止する一方、新たに情報科学芸術学部が加わることで、「文・理・芸術分野の学問を横断的に学べる教育体制を再構築する」としました。
3つ目は2029年度までにキャンパスを文京に一元化する計画です。学年、学部を超えて学生が交流し、学び合える教育環境を整備します。都心への移転で、早期化する就職活動の利便性を高めたいと話しました。
続いて、今年度のカリキュラム改定に触れ、キャリア教育科目の拡充を紹介。就職課を中心としたキャリア支援と合わせて、学生が自分らしい生き方を見つけられるように教職員一体となったサポート体制の強化策を説明しました。また、文部科学省が認定する数理・データサイエンス・AI教育プログラムに対応した情報科目を導入し、デジタル社会に求められる基礎知識習得を全学で図ることをアピールしました。

高校生の姿が絶えなかった個別相談コーナー
続いて「学生による学部学科紹介」では、各学科の学生が登壇し、実習体験や資格取得、産学連携プロジェクトの取り組みなどを挙げて、学びの魅力や面白さを体験から伝えました。全体説明の後に設けた学生による「個別相談コーナー」にも多くの高校生が訪れて、先輩に質問しながら熱心に話に聞き入っていました。
▶次回のオープンキャンパスは4月20日(日)に文京キャンパスで実施します。
詳細と参加申し込みはこちら>> https://www.atomi.ac.jp/univ/news/detail/15078/