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2025年2月7日
授業 大学 学生 観光コミュニティ学部

【学生取材リポート】コンセプトは“学校” 授業の集大成に模擬結婚式を開催(ブライダル・コーディネート特殊演習)

 

「ブライダル・コーディネート特殊演習」の授業の一環として、1月14日(火)に本学の文京キャンパス多目的ホールで模擬結婚式を開催しました。

 

この授業は秋学期に開講する大藤ひとみ兼任講師による観光コミュニティ学部の科目で、今年度の受講生は5名。ブライダル業界を学び、昨年10月の授業から、模擬結婚式に向けて企画をはじめます。

 

今回のテーマは、「先生同士の結婚式〜教え子たちのサプライズ!?〜」。

学校をコンセプトとした装飾と演出、衣装、さらにペーパーアイテムまで、学生一人ひとりのアイデアとこだわりが詰まった会場には、同学部の教授や大藤講師が招いたブライダル関係者など学内外から31名のゲストが来場し、賑やかな雰囲気で式が行われました。

受講生5名は新郎新婦の「教え子」として制服を着用した姿で進行役を務め、ゲストに配布された冊子やアンケート用紙は「学級日誌」や「成績表」をイメージしたデザインで制作されていました。

 

新郎新婦がすべてのテーブルをまわり記念撮影

 

学生が制作した動画をゲストとともに鑑賞

 

新郎新婦退場シーン

 

授業の目的について大藤講師は、「この授業を通して学生に学んでほしかったことは、自主性や実行力。これを身に付け、成功体験や達成感を味わってほしかった」と語ります。

ブライダル・コーディネート特殊演習の発表会は今年で8回目。コロナ禍の影響でオンライン開催だったこともありましたが、昨年に引き続き今年度も対面で開催できてよかったと笑顔で話されました。

 

ウエディング業界への就職を志望している音響担当の観光デザイン学科3年の関根咲絵さんは、「当日は不安の方が大きかったが、チームの力が発揮できて良かった。この授業を通してチームワークや想像力の大切さを学びました」と話しました。

介添えを担当し、リーダー役を務めた同学科3年の千野心優さんは「プランナーになるうえで身につけるべき言葉遣いや実際の挙式の構成などを知り、”知識が基礎“で”実践が応用“であるということを学びました」と半年に及んだ学びを振り返りました。

 

「結婚式」を終えて記念撮影

 

文と撮影:現代文化表現学科3年 清水 菜摘