学生会本部が「学長との懇話会」を開催 授業や学生生活での要望を伝える
学生会本部が主催する「学長との懇話会」が9月9日、文京キャンパスで開かれました。大学生活をより良いものにすることを目的に、学生の代表が年1回、授業や学内施設などについての要望や意見を学長に伝える懇話会は、形を変えながら50年以上続く跡見独自の対話集会です。
この日は約40名いる学生会本部員のうち26名が参加。教職員側からは小仲信孝学長、塩月亮子、石田信一両副学長、櫻川幸恵学生サポートセンター長など13名が出席しました。
会の冒頭、学生会本部会長でマネジメント学科3年の坂本彩乃さんは、対話の機会をつくってもらえたことに感謝を述べた後、「お互いにとって有意義な時間となることを祈っています」と挨拶。小仲学長は「懇話会で毎年、学生の皆さんの要望を直接聞くことで、大学としての取り組みが十分かどうかを検証できる機会になっています。学生の皆さんが4年間気分よく学生生活が送れるように、意見交換を通じて建設的な取り組みができればと思います」と語り、質疑に入りました。
学生会本部はこの日を前に全学生を対象としたアンケートを実施し、寄せられた約50件の要望や質問の中から、「授業」「大学内の施設」「大学バス」「学生食堂」などに関する計18項目を学長に問いかけました。その一つひとつに小仲学長は、大学としての方針や判断を説明していました。質疑応答の詳細は学生会本部がまとめ、大学ポータルで報告する予定です。
学生会本部会長の坂本さんは、「学生からの要望を学長に直接伝える機会はなかなかないので、大変うれしかったです。実現することが難しい質問もあったと思いますが、少しでもかなえてもらえるようにお願いしたいと思います。学長と学生が対話する懇話会の伝統は跡見の良さであり、これからも長く続けていきたいです」と、1時間に及んだ懇話会の感想を語っていました。