2024年6月21日
【現代文化表現学科】ショーウィンドウデザインについてお話をうかがいました

6月8日、文学部現代文化表現学科現代アートゼミ4年生6名が、銀座・和光本店で校外見学を実施しました。
2002年以来、同社のショーウィンドウディスプレイをディレクションされている武蔵淳さん(和光デザイン部・部長)にお話をうかがいました。
ショーウィンドウは、商品を魅力的に展示することで店の中へと歩行者を誘引することを目的として店の路面側に設えられたガラスの箱です。
和光の歴代のショーウィンドウディスプレイがこうした「ガラスの箱」を超えて行き交う人々を魅了するのは、
「銀座を訪れるすべての人々をもてなす」という一貫した方針に大きく由来しています。
武蔵さんのディスプレイは非日常的な舞台空間を作り上げ、「銀座」という街並みと調和しそこに訪れる様々な人々の視覚を歓ばせています。
武蔵さんのお話の後、店の外側と内側からショーウィンドウを見てみました。店内側もガラス製の仕切りによって「シースルーの空間」になっていました。
和光本店の18:00の鐘が銀座の街に鳴り響くなか、学生たちは、時間によって表情を変えるショーウィンドウに魅せられていました。

2024年5月25日〜6月30日 和光ショーウィンドウディスプレイ

武蔵さんと現代アートゼミ