3つのポリシー
学部学科組織別 3つのポリシー
大学全体
人材養成の目的(学則)
本学は、跡見学園女子大学と称し、学校教育法の定めるところに従い、学園創立者跡見花蹊の教育精神を継承して有能なる社会人、家庭人たる女性の育成を目的とする。
教育理念
創立者・跡見花蹊は、日本の誇る伝統文化を踏まえ、豊かな教養と自由な精神を持つ自立した女性を育てようとした。学祖の教育理念を継承する跡見学園女子大学は、時代と社会に対する深い洞察力を養成することが学問の府としての最大の社会貢献であると認識し、実践的な教養を備え、自律し自立した女性を育成するための教育・研究を実現する。
教育目標
幅広い豊かな教養を身につけ、実践と結びついた専門的知識を修得することを目標とします。
ディプロマポリシー(学位授与の方針)
創立者跡見花蹊の教育精神を継承して、学識、品性、倫理ともに優れた人格を養い、社会に貢献できる、自律し自立した有能なる女性を育成します。
そのために、以下の能力を身につけ、学部・学科の学位授与方針を満たした者に学士の学位を授与します。
- 広い視野をもって専門知識を体系的に理解する力。
- 価値観の多様性を理解し、他者に働きかけるコミュニケーションスキルと表現力。
- 問題を発見し、解決に導く論理的思考力。
- 生涯にわたって活かすことのできる、実践と結びついた豊かな教養と創造力。
- 現代社会のさまざまな場面において、協働して目標を達成できる力。
カリキュラムポリシー(カリキュラム編成の方針)
学位授与方針に掲げられた能力の獲得を効果的に実現するために、下記の方針に基づき教育課程を編成します。
- 社会人として必要な知識、マインド、技能、コミュニケーションスキルを身につけるために、全学部の学生が履修する「全学共通科目」を設置します。
「全学共通科目」の履修によって、外国語能力、情報処理能力、論理的思考力、社会的及び職業的自立を図るために必要な能力、一般教養等の修得を目指します。 - 学部・学科における専門的知識を身につけるために「学部専門科目」を設置します。ここでは、段階的に専門性を高めた授業科目を配置します。
- 知識教養の修得を目指した講義科目を配置するとともに、統合的な学習経験と創造的思考による判断力を養うために、演習・実習科目を配置します。
これらの履修によって、チームワークやリーダーシップ、コミュニケーションスキルを高める実践能力や深く多様な視点で物事を見抜き、現代社会を生き抜く力、問題解決力を養います。 - 資格科目として「教職に関する科目」「図書館に関する科目」「司書教諭に関する科目」「博物館に関する科目」「社会調査士に関する科目」を設置します。
これらの履修によって、職業に結びつく能力を獲得し、社会に貢献します。
アドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)
跡見学園女子大学は、以下のような能力・意欲・目標を持つ人を求めます。
- 大学教育に求められる基礎的な知識・技能、思考力・判断力・表現力を持つ人
- 本学の教育課程を理解し、修得しようとする意欲を持つ人
- 入学後、学問を通じて幅広い視野と専門的学識を身につけ、自律的かつ自立的な社会人となることを目標とする人
以上のような能力・意欲・目標を持つ学生を受け入れるため、跡見学園女子大学では入学者選抜において、以下の観点から多面的な評価を行います。
一般選抜、特待生選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜
◎:特に重点を置いている ○:重点を置いている
学力の3要素 | 評価項目 | 一般選抜 特待生選抜 |
学校推薦型選抜 | 総合型選抜 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
学力試験 | 調査書 (評定) |
課題作文 | 面接 | 課題レポート・ 作文 |
面接・ 出願書類 |
||
知識 技能 |
高等学校で履修した主要教科・科目について、教科書レベルの基礎的な知識を有している。 | ◎ | ◎ | ||||
志望分野に関する基礎的な知識を有している。 | ○ | ||||||
基礎的な英語運用能力を有している | ○ | ○ | |||||
思考力 判断力 表現力 |
基本的な文章理解力と論理的思考力を有している。 | ○ | ◎ | ◎ | |||
物事に対して多面的に考察し、自分の考えを文章で表現できる。 | ○ | ○ | |||||
他者の意見や考えを理解し、自分の考えを口頭で表現できる。 | ○ | ○ | |||||
主体性 多様性 協働性 |
自らの成長を希求し、主体的に学修しようとする意欲を有している。 | ◎ | ◎ | ||||
他者とのコミュニケーションの基本が身についている。 | ◎ | ◎ |
2024年5月15日更新
文学部
人材養成の目的(学則)
文学部は、人間に関する豊かな学識や技能を備え、自主的に社会の形成に携わることのできる人材の養成を目的とする。
教育目標
人間に関する豊かな学識や技能と、自主的に社会の形成に携わることのできる能力を養います。
ディプロマポリシー(学位授与の方針)
文学部は、人文学・文化表現学・コミュニケーション文化学・臨床心理学のそれぞれの課程における学びを通じ、以下に具体的に示す能力を獲得し、人間尊重の精神と豊かな想像力を身につけることを目指します。
- 人間形成に関わる学識や技能をそなえ、豊かな心と表現力で文化の創造に寄与し、社会に貢献できる能力。
- 人間が直面するいろいろな問題について積極的に考え、その解決に向けて主体的に努力する能力。
- 自らの考えを論理的にまとめ、明解な方法で表現できる能力。
カリキュラムポリシー(カリキュラム編成の方針)
前期課程においては、学問分野についての基礎的な知識と全体的な視野を学ぶ「総論」、後期課程においては、専門性を高めるために様々な対象や領域を取りあげて考える「各論」、またそれぞれの学問分野における個別のテーマに焦点を当てて探究する「特殊講義」、同時に人文学・文化表現学・コミュニケーション文化学・臨床心理学に共通する専門科目として「文学部共通専門科目」を配置し、これらを学ぶ課程で、広く人間に関する学識や表現力を養います。
また、作品制作、文章表現、実験・臨床等の技能・知識の修得のために、前期課程においては「基礎実習」「実習」「基礎演習」、後期課程においては「特殊演習」「演習」を学びます。
あわせて、専門的に学問分野を深めるために、前期課程に学問の基本的な手法を学ぶ「研究入門」、後期課程に少人数によって調査・研究・発表の手法を学ぶ「演習」を配置します。この科目において、みずから設定した当該分野に関わる主題によって研究を深め「卒業論文・卒業研究」にまとめることで、課題を探究する思考力や表現力を修得することを目標とします。
アドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)
文学部は、以下のような人を求めています。
- 常に人間の文化的活動に深い関心を持ち、積極的に実践しようとする人。
- これまでの文化や社会の在り方に関心を払い、その根本から思考を深めようとする人。
- グローバル化する社会の中で、基礎となる教養を学びつつ専門性を深めながら新しい文化や社会の担い手となる意欲を有している人。
- 物事に対して積極的に関わり真摯な態度で取り組もうとする人。
- 知識・技能を活用して課題を見いだし、収集した情報をもとに自ら考え判断できる人。
- 多様な人々と協議し、自らの考えを述べ、文章として表現できる人。
人材養成の目的(学則)
人文学科は、豊かな感性と論理的な思考力を備え、人間を総合的に深く洞察し、状況を的確に判断し、自らの思考や思想を明確に表現できる人材の養成を目的とする。(第50条の3第1項第1号)
教育目標
幅広い知識、豊かな感性や論理的な思考力に基づいて人間や社会を複眼的に洞察する能力と、自らの思考や思想を明確に表現し、社会の中で他者と協調・協働できる総合的なコミュニケーション能力を養います。
ディプロマポリシー(学位授与の方針)
人文学科は、日本文学、創作・表現、日本史、西洋史、美術史、総合文化、現代思想・社会、国際教養に関する幅広い教養を培い、また、多様な価値観を理解して行動し、文化創造の発展に寄与できる、以下の3つの能力を身につけることを目指します。
- 日本文学、創作・表現、日本史、西洋史、美術史、総合文化、現代思想・社会、国際教養に関する幅広い知識を蓄え、その知識を活用して情報を収集し、論理的に分析する能力。
- 上記の各分野に関して、自己の意見を表現し、また、様々な問題を多角的な視点から捉え、ディスカッションできる実践的なコミュニケーション能力。
- 身につけた知識や能力を活かし、他者と協調・協働して目的実現のために行動し、社会に貢献できる能力。
カリキュラムポリシー(カリキュラム編成の方針)
日本・東洋から西洋までを視野におさめつつ、日本文学、創作・表現、日本史、西洋史、美術史、総合文化、現代思想・社会、国際教養に関する学識を深めます。これらの分野は本学の人文学科のカリキュラムの中心となるものです。
具体的には、1~2年の前期課程ではたとえば日本文学概論、創作論、日本史概説、西洋史概説、日本美術史、比較文化概論、哲学概論、国際関係学など「総論」を中心に学修し、3~4年の後期課程では「各論」や「特殊講義」等を履修して、より専門的な知識を深めます。たとえば、各論では近代日本文学、日本語文章表現、日本文化史、西洋文化史、東西美術交流、女性と文化、現代思想、多文化社会と民族問題などの授業が履修できます。
また、2年次には必修科目として上記の各分野に関する「人文学研究入門」を履修し、問題を論理的に分析したり、自己の意見を表現する訓練を行います。3~4年次にはそれをさらに発展させた「人文学演習」を履修し、卒業論文・卒業研究を作成します。
さらに、4年間を通して国語、書道、美術の教職及び学芸員資格の取得に必要な講義科目や実習科目を履修することができます。
アドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)
人文学科は、以下のような人を求めます。
- 文学や芸術に興味を持ち、作品の背景について知識を深め、表現技法などを学びたい人。
- 文章を書くことが好きで、物語、シナリオ、短歌、俳句、評論・随筆など様々なジャンルの創作にチャレンジして表現力を磨きたい人。
- 日本及び諸外国の歴史や文化、また現代の思想や社会に興味を持ち、多面的に考察する力を養いたい人。
- 日本と諸外国との関わりに興味があり、国際社会における日本について様々な角度から考察する力を養うと同時に、主体的に多様な価値観に触れ、国際的な問題について判断する力を養いたい人。
そのために、高校時代には国語や英語、地理歴史、公民などの教科を幅広く学修することを求めます。また、以下のようなことを指針にして高校生活を過すことを求めます。
- 文学作品や芸術作品の価値や魅力について考える機会を多く持つこと。
- 様々なジャンルの文章に触れ、また、自己を表現する機会を多く持つこと。
- 歴史や社会のなりたちに対する関心を高めること。
- 書籍や新聞などの様々なメディアを通じて、今日の日本や諸外国が直面している課題について知識や理解を深めること。
人材養成の目的(学則)
現代文化表現学科は、文化表現に関する幅広い教養と実践的な知識を備え、現代社会における文化創造の発展に寄与することのできる人材の養成を目的とする。(第50条の3第1項第2号)
教育目標
文化表現に関する幅広い教養と実践的な知識を教授するとともに、読み解く力、分析する力および表現する力など、現代社会における文化創造の発展に寄与することのできる能力を養います。
ディプロマポリシー(学位授与の方針)
現代文化表現学科は、現代の多様な文化表現について、専門的な知識と批評する力を備え、文化創造の発展に寄与できるようになるための知識と「読み解く力」「分析し表現する力」の獲得を目指します。
- 映画、ポピュラー音楽、舞台芸術、マンガ、アニメ、アート、ファッション、デザイン、デジタル表現など現代の文化表現の発展の流れを追いつつ、実際の作品等に触れ、テキストとしてそれを読み解く能力。
- 作品等についての先行研究に触れるとともに、自ら比較、分析し、考察した内容を論理的に文章として表現する能力。
- 現代社会に貢献できる専門的な知識と能力。
カリキュラムポリシー(カリキュラム編成の方針)
前期課程においては、専門分野の基礎的な知識を学びます。また「文化表現基礎論」や「現代文化概論」で読み解く力を身につけ、同時に文化表現の全体像を把握する基礎力を修得します。
後期課程では、より専門的な知識を深めるための「映像論」や、より高度なスキル獲得を目的とする「デジタル表現実習」「アート&デザイン実習」「ライティング特殊演習」で、文化表現について多角的に考察し自ら表現する力を修得するとともに、「現代文化表現学演習」を履修し、卒業論文・卒業研究を作成します。
アドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)
現代文化表現学科は、以下のような人を求めます。
- アート、エンターテインメント、ファッション、デザインなど、現代の文化表現に興味を持っている人。
- 様々な文化表現を積極的に鑑賞し、さらにそれらについて読書したり考察したりすることを楽しめる人。
- 将来、そうした文化表現を生み出し、世の中に行き渡らせるような仕事に就きたい人。
そのために、以下のようなことを指針にして高校生活を過ごすことを求めます。
- 読解力や文章表現力を伸ばすこと。
- 芸術の鑑賞や作品制作を通じて表現への感性を磨くこと。
- 授業以外にも、映画、音楽等々、自分が興味を持つ分野の作品や作者に関する知識を積極的に身につけること。
人材養成の目的(学則)
コミュニケーション文化学科は、日本語をはじめとするコミュニケーション手段を高度に運用する能力を備え、多様な文化を理解し効果的にコミュニケーションを実践できる人材の養成を目的とする。(第50条の3第1項第3号)
教育目標
日本語・英語やさまざまなコミュニケーション手段に関する知識と技能をもとに、効果的なコミュニケーションを実践できる能力を養います。
ディプロマポリシー(学位授与の方針)
コミュニケーション文化学科は、人と人をつなぐ仕事の分野でコミュニケーション能力を発揮し、行動できる、以下の5つの能力を身につけることを目指します。
- 日本語の「話す・書く・聞く・読む」の4技能に習熟し、情報や意見を的確に伝えることができる能力。
- 英語の「話す・書く・聞く・読む」の4技能に習熟し、情報や意見を的確に伝えることができる能力。
- ことばを使わないコミュニケーションの手段(シンボル・手話など)を効果的に用いて、情報や意見を的確に伝えることができる能力。
- グローバル化する社会の中で、多様な背景をもつ人々と偏見や固定観念なく意思疎通をはかることができる能力。
- 自己と他者への理解を深め、お互いに協力し合いながら問題解決に取り組むことができる能力。
カリキュラムポリシー(カリキュラム編成の方針)
前期課程では、「コミュニケーション文化学概論」「コミュニケーションの倫理」などの総論科目を通してコミュニケーションの課題についての基礎的な知識を身につけます。日英両言語の「コミュニケーションスキル(会話)」で言語の運用能力の基礎を固めるとともに、日英両言語およびコミュニケーション理論の3分野から選択して学ぶ「研究入門」により、学生各自が興味ある分野を探求する土台をつくり、後期課程での学びに接続することができます。
後期課程では、コミュニケーションの多様な世界をより専門的に扱う「各論」や、日英両言語の高度な運用能力の獲得を目的とする「実践日本語」「実践英語」を学びます。「アナウンス」「インタビュー」「ナレーション」などは、声を使う職業をめざす際に必要な専門技能を身につける実習科目です。さらに「手話」「点字」などを学ぶことで、多様な背景をもつ人々とのコミュニケーション力をつけることができます。日英両言語およびコミュニケーション理論の3分野から選択する「演習」では学生が能動的に授業に関与・運営することにより、他者との協力を通じた問題解決能力を獲得するとともに、卒業研究・卒業論文を完成することを通じて、社会で活躍する際に必要な文章力やプレゼンテーション力を身につけることができます。
アドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)
コミュニケーション文化学科は、以下のような人を求めます。
- 日本語あるいは英語によるコミュニケーション全般(話す・書く・聞く・読む)に興味を持ち、情報や意見の伝え方を探究し実践したい人。
- ことばを使わないコミュニケーション(記号・図示・身体表現・手話など)にも興味を持ち、情報や意見の伝え方を探究し実践したい人。
- グローバル化する社会の中で、コミュニケーション能力を活かしてマスメディアなどの場で活躍したい人。
そのために、以下のようなことを指針にして高校生活を過ごすことを求めます。
- 「話す力」「書く力」「聞く力」「読む力」のレベルアップをはかること。
- インターネット・放送・新聞などのメディアに接し、国内・国外の社会の動きを知ろうとすること。
- 自分の伝えたいことが相手にうまく伝わっているか意識する習慣を持つこと。
マネジメント学部
人材養成の目的(学則)
マネジメント学部は、現代社会における新しいマネジメントの学識や技能を備え、組織・事業運営の基幹分野で意思決定できる人材の養成を目的とする。(第57条)
教育目標
企業、公共、文化、生活環境など幅広い分野における、新しいマネジメントの知識や技能を修得し、現代社会の諸問題から解決すべき課題を自ら発見し、その解決策を提案する能力を養います。
ディプロマポリシー(学位授与の方針)
企業、公共、文化、生活環境など幅広い分野における、新しいマネジメントの知識や技能を修得し、現代社会の諸問題から解決すべき課題を自ら発見し、その解決策を提案できる以下の能力の修得を目指します。
- 企業、公共、文化、生活環境のいずれかの専門分野における組織・事業運営のための新しいマネジメントの専門知識を理解する能力。
- 社会における組織の中でマネジメントを実践するために必要な思考力、自己管理力、チームワーク力などの基礎的能力。
- 社会における様々な組織・事業運営における課題を発見し、それを解決する方法を提案する能力。
カリキュラムポリシー(カリキュラム編成の方針)
前期課程では、学問の大要と基礎を学ぶために、「学部共通専門科目」、および企業、公共、文化、生活環境分野の「基幹科目」を配置します。
「学部共通専門科目」の「実践ゼミナール」「インターンシップ」の履修により、実践的なマネジメントの技能を学ぶと共に、後期課程に向けて学ぶべき目標や課題を明らかにします。
後期課程では、専門性を高めるために、企業、公共、文化、生活環境分野の「展開科目」を配置します。「展開科目」の履修によって、学問の体系的修得を目指すとともに、解決すべき課題を自ら発見し、その解決策を提案することができる能力の修得を目指します。
後期課程で身につける知識を実践的に展開し、専門領域における創造的思考力・課題解決力・表現力を身につけるために、3年次および4年次に「演習」を配置し、また、自らが発見する課題に対する解決策を提案することにより、論理的思考力と課題解決力を身につけるために、4年次に「卒業論文・卒業研究」を配置します。
アドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)
マネジメント学部は、以下のような人を求めます。
- 社会の様々な問題に関心を持ち、その問題点について自分の意見を表現できる人。
- 企業、公共、文化、生活環境などにおけるマネジメントについて関心を持ち、その問題点について自分の意見を表現できる人。
- 組織や事業の運営で主体的な意思決定に意欲を持つ人。
人材養成の目的(学則)
マネジメント学科は、企業、公共、文化の幅広い領域でマネジメントを担う専門的な知識と技能を備えた人材の養成を目的とする。(第57条の3第1項第1号)
教育目標
企業、公共、文化の幅広い領域における新しいマネジメントに関する専門的な知識と技能をもとに、広範な社会問題に関する具体的な解決策を提案・実行できる能力を養います。
ディプロマポリシー(学位授与の方針)
マネジメント学科は、学生がマネジメントを担うための専門的知識や実践的技能を修得し、企業、公共、文化のいずれかの専門領域において、大小様々な課題を発見し、主体性、思考力、表現力、実践力をもって具体的な解決策を提案できる以下の能力の修得を目指します。
- 経営、経済、文化、行政、法律などの学びを通じて獲得した広範な知識を基礎とし、課題解決に柔軟に対処する能力。
- 国際社会において生じる企業、公共、文化の領域での取引、契約、交流等の現場で、相互の立場を考慮しつつ、マネジメントの中心となる能力。
カリキュラムポリシー(カリキュラム編成の方針)
前期課程では、必修の「マネジメント学入門」を通して、マネジメントに関する基礎知識を学びます。そして「実践ゼミナール」「インターンシップ」の必修科目の履修により、後期課程での企業、公共、文化のいずれかの専門領域の選択および学ぶべき目標や課題を明らかにします。
後期課程では、企業、公共、文化の専門領域におけるより具体的かつ専門性の高い展開科目とともに、経営、経済、文化、行政、法律など広範な分野を学習します。また、「展開ゼミナール」の履修により、後期課程で身につける知識を具体的課題との関連において深化させ、マネジメントを担うための実践的技能を修得します。また、「卒業論文・卒業研究」を通じ、論理的思考力と課題解決力を身に付けます。
アドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)
マネジメント学科は以下のような人を求めます。
- 企業活動に興味があり、企業経営全般、あるいは、人事、経理、商品開発、広告・広報、法務など特定分野の知識と技能を身につけたい人。
- 公務員など、公共性の高い活動に関心があり、法律や行政の知識を身につけたい人。
- 音楽、映画、演劇、美術、スポーツ、エンターテインメントなど、文化領域に興味があり、それらの活動の育成、支援、創出、運営などの知識を身につけたい人。
- 政治、経済、社会、文化の幅広い領域に関心を持ち、ビジネスのグローバルな発展や市民生活の向上のために、社会の第一線で活躍したいという意欲を持つ人。
そのために、以下のようなことを指針にして、高校生活を過ごすことを求めます。
- 現代の社会、経済、文化の成り立ちや、しくみに興味を持ち、理解しようと努めること。
- 書籍、マスメディア、インターネットなどを通じて、これから解決すべき諸問題について、理解しようと努めること。
- 何事にも好奇心を持ち、世の中の変化、社会のゆくえについて、自分自身で考えてみる習慣をつけること。
人材養成の目的(学則)
生活環境マネジメント学科は、生活環境を健全に維持管理し、地域や国際社会における環境維持活動を担う専門的な知識と技能を備えた人材の養成を目的とする。(第57条の3第1項第3号)
教育目標
衣食住や社会生活、環境問題に関する専門知識を身につけ、快適な暮らしと持続可能な社会の実現に向けた具体的な解決策を提案・実行するための能力を養います。
ディプロマポリシー(学位授与の方針)
生活環境マネジメント学科は、衣食住や社会生活、環境問題の知識を修得し、自ら設定した課題に挑戦し、主体性、思考力、表現力、実践力をもって、具体的な解決策を提案できる以下の能力の修得を目指します。
- 生活と環境に関する創造的思考力、課題解決力、表現力。
- 生活と環境の諸問題の中から解決すべき課題を自ら発見し、その解決策を提案する能力。
- 衣食住分野又は環境と共生し持続可能な社会の実現に貢献する企業や自治体等で活躍できる能力。
カリキュラムポリシー(カリキュラム編成の方針)
前期課程では、衣食住や社会生活、環境問題の基礎知識を身につけます。特に「生活環境入門」「衣生活と環境」「食生活と環境」「住生活と環境」では、後期課程に続くこれらの分野の創造的思考力、課題解決力、表現力の基礎を十分身につけます。必修科目である「実践ゼミナール」「インターンシップ」の履修により、実践的なマネジメントの技能を学ぶと共に、後期課程に向けて学ぶべき目標や課題を明らかにします。
後期課程では、衣食住、社会生活、環境の分野ごとの展開科目から、学生が希望する専攻分野を中心に幅広く学び、快適な生活と持続可能な社会の実現に貢献するための専門知識を身につけます。
「生活環境マネジメント学演習」の履修により、後期課程で身につける知識を実践的に展開し、専門領域における課題解決を進める応用力、創造的な思考力、実践的な提案力を身につけます。また、「卒業論文・卒業研究」を通じ、論理的思考力と課題解決力を身に付けます。
アドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)
生活環境マネジメント学科は、以下のような人を求めます。
- ファッション、食生活、インテリア、住居など身近な生活に関心を持ち、その問題点について自分の意見を表現できる人。
- 身近な環境や地球環境問題について関心を持ち、その問題点や将来の展望について考えを述べることが出来る人。
- 将来、衣食住や環境に関する知識を活かして、快適な暮らしを支えるビジネスに従事したいと考えている人。
- 地球や国際社会、企業活動において環境を共生する、持続可能な社会の発展に貢献したいと考えている人。
そのために、以下のようなことを指針にして高校生活を過ごすことを求めます。
- 自分の周囲で起こっている社会現象に対し、常に問題意識を持つよう心がけること。
- 衣食住などの生活やその周囲で起こっている社会現象や環境変化に対し、普段から知的関心を高めること。
- 衣食住や環境に関する諸問題について、その原因や解決策を考えること。
- 私たちの快適な暮らしを支えるビジネスについて、国内・国外の動きに接するよう常に心がけること。
観光コミュニティ学部
人材養成の目的(学則)
観光コミュニティ学部は、観光とコミュニティに関する新しいデザインの学識や技能を備え、コミュニティの抱えるさまざまな課題を解決し、活性化に貢献できる人材の養成を目的とする。(第62条)
教育目標
観光やコミュニティに関する専門的な知識や技能を修得し、観光業界やコミュニティが抱えるさまざまな問題に対する解決策を提案あるいは実行できる能力を学生が身につけて卒業できることを目標とします。
ディプロマポリシー(学位授与の方針)
観光コミュニティ学部は、学生が観光とコミュニティのそれぞれが抱える課題や活性化のための学びを通じて以下の能力を身につけることを目標とします。
- 観光とコミュニティに関する学識と技能を修得し、観光またはコミュニティをデザインする能力。
- 観光とコミュニティの活性化に取り組むことができる能力。
カリキュラムポリシー(カリキュラム編成の方針)
観光コミュニティ学部は、学識の修得を段階的に進めるために、学問の大要と基礎を学ぶ「基幹科目」を前期課程に配置し、後期課程において専門性を深化させた「展開科目」「特殊講義」を配置します。
また、実践的な技能の修得を目的に、基本的な能力を学ぶ「基礎ゼミナール」を前期課程に配置し、後期課程では専門的な技能を身につける「特殊演習」「実習」を配置します。
さらに、観光、コミュニティの各分野における諸問題を発見し、解決するアイデアを創出・提案する能力の修得を目指す「演習」を配置します。
アドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)
観光コミュニティ学部は、観光とコミュニティに関する新しいデザインの学識や技能を備え、観光事業、観光業界やコミュニティの抱えるさまざまな課題を解決し、活性化に貢献できる人材の養成を目的としています。
そのため観光コミュニティ学部は、以下のような人を求めます。
- 日頃から国内外の観光動向に深い関心を持つ人。
- 地域コミュニティとつながり、そのあり方を問い直そうとする人。
- コミュニティを活性化し、観光交流を活発にしようとする人。
人材養成の目的(学則)
観光デザイン学科は、観光に関する専門的な知識と実践的な技能を備え、コミュニティの歴史、文化、景観等に依拠した自律的観光を具体的に構想する観光デザイン能力を有する人材の養成を目的とする。(第64条第1項第1号)
教育目標
観光デザイン学科は、観光に関する専門的な知識と実践的な技能を備え、自立・自律的な観光事業を具体的に構想する能力、及び観光に関連する各種業界が抱える問題を発見し、解決する能力を育成します。
ディプロマポリシー(学位授与の方針)
観光デザイン学科は、観光業界で中心的な役割を担う人材として、社会において実際に発揮できる以下の3つの能力を身につけることを目標とします。
- 学識や技能を修得し、観光を実践的にデザインする能力。
- 観光に関連する各業界が抱える問題を発見し、解決する能力。
- 観光事業を円滑に推進するマネジメント能力。
カリキュラムポリシー(カリキュラム編成の方針)
観光デザイン学科は、観光デザインの学識や実践的な技能、社会において実際に発揮できる観光デザイン能力、観光に関連する各種業界が抱える問題を発見し、解決する能力を段階的に身につけられるように、前期課程において、観光及び観光事業に関する「観光学入門」など3つの必修科目から構成される「基幹科目」を学び、さらに「基礎ゼミナール」と「学外実習」を通じて実践力を身につける第一歩を刻みます。
後期課程では、「展開科目」「特殊演習」「実習」などによって観光に関連する各分野の専門的知識を身につけ、観光デザイン力や観光関連業界で活躍するための技能、観光関連業界が抱える問題に対する解決力を身につけます。また、「観光デザイン演習」において、専門的知識を実践的に活用し、応用力、創造的な思考力、提案力を身につけます。それとともに卒業論文・卒業研究への取り組みを通じて論理的思考力と課題解決力、プレゼンテーション能力を身につけます。
アドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)
観光デザイン学科は、以下のような人を求めます。
- 好奇心をもって旅することが好きな人。
- 各地の歴史、風土、文化に興味や関心がある人。
- 国内外の人々と積極的に交流を深めたい人。
- 他者への思いやりがある人。
そのために、以下のようなことを指針にして高校生活を過ごすことを求めます。
- 日本語や外国語の「話す力」「聞く力」「書く力」「読む力」のレベルアップにより、コミュニケーション力を高めること。
- 日本や諸外国の地理・歴史、風土、文化等に対する知的関心を高めること。
- 授業以外にも、旅行や資料・映像等のほか。積極的な交流を通じて、異文化についての知識の修得や理解を深めること。
人材養成の目的(学則)
まちづくり学科は、コミュニティに関する専門的な知識と実践的な技能を備え、新しいコミュニティのあり方を提案するコミュニティデザイン能力を有する人材の養成を目的とする。(第64条第1項第2号)
教育目標
コミュニティに関する専門的な知識と実践的な技能を備え、新しいコミュニティのあり方を提案するコミュニティデザイン能力を育成します。
ディプロマポリシー(学位授与の方針)
まちづくり学科は、さまざまなコミュニティにおいて、そこに住む者の視点を重視しつつコミュニティの再生・活性化に寄与することを可能とする、以下の能力を身につけることを目標とします。
- 現代コミュニティが直面しているさまざまな問題の所在と本質を理解するため、必要な知識を得る方法と考え方を説明することができる能力。
- 実践的なコミュニケーション力とコーディネート力に基づき、多様な人々をつないでいくことができる能力。
- コミュニティにおける社会事象を科学的な方法で調査し分析することができる能力。
- 専門性をもった市民として、コミュニティが直面しているさまざまな問題の解決に向けて、他者に働きかけ、協働することができる能力。
- コミュニティのさまざまな問題に総合的、複眼的に取り組み、その解決のプロセスを自ら担っていくことができる能力。
カリキュラムポリシー(カリキュラム編成の方針)
まちづくり学科は、問題解決学習、グループ・ディスカッション等の能動的な授業形式を積極的に取り入れつつ、前期課程では「社会学入門」などの「基幹科目」によって、現代コミュニティが直面しているさまざまな問題を理解するための知識を学び、さらに「基礎ゼミナール」と「学外実習」を通じて、それらの問題に対する解決策を提案する能力の修得へ向けた、第一歩を刻みます。
後期課程においては、「展開科目」「特殊講義」「特殊演習」によって現代コミュニティに関する専門的な知識と、実践的なコミュニケーション力・コーディネート力を身につけます。さらに、「演習」を通じてコミュニティの抱える課題への解決策を提案し、実現できる能力を養います。また、「社会調査士課程」を通じて、社会事象を科学的に調査・分析する能力を身につけます。それとともに、「卒業論文・卒業研究」を通じ、それまでに獲得した知識・技能・態度等を総合的に活用できる能力と、自律し自立した学習をする能力を身につけます。
アドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)
まちづくり学科は、以下のような人を求めます。
- 現代コミュニティを理解するための基礎知識として、高等学校で履修する主要教科について、教科書レベルの基礎的な知識を幅広く有する人。
- 口頭で、あるいは文章によって、自分の考えを筋道立てて的確に表現し、相手に伝えることができると同時に、他者の考えを傾聴する態度を持っている人。
- 身近な地域や現代社会の問題に関心があり、それを科学的に分析し、具体的な解決策を考えることに興味を持つ人。
- 異世代・異文化の人々など、多様な人々と良好な関係を築き、協働して地域や現代社会の問題を解決する意欲を有する人。
そのために、以下のようなことを指針にして高校生活を過ごすことを求めます。
- 異世代の人々との間での「話す力」「聞く力」「書く力」のレベルアップをはかること。
- インターネットだけでなく、各種メディア、人と人とのつながりなどを十分に活用して、国内外、地域の動きを進んで知ろうとすること。
- 授業以外にも、通学、買い物、趣味等の生活全般を通じて、自分が暮らす地域、あるいは関心を持つ地域の、現状や将来像に関する知識を積極的に身につけること。
心理学部
人材養成の目的(学則)
心理学部は、人の心についての広く深い科学的な知見と技術をもとに、人々の健康的な人生に寄与し、人間関係の理解とスキルを活かした豊かな組織と社会づくりに貢献する人材の養成を目的とする。(第70条)
教育目標
心理学に関する専門的な知識や能力を修得し、人々の健康的な人生や豊かな社会づくりに貢献できる能力を習得することを目標とします。
ディプロマポリシー(学位授与の方針)
心理学部は、人の心についての広く深い科学的な知見と技術をもとに、人々の健康的な人生に寄与し、人間関係の理解とスキルを活かした豊かな組織と社会づくりに貢献する人材の養成を目的とし、以下の能力の修得を目指す。
- こころの科学としての基礎・実験系、発達・教育系、社会系、医療系等の心理学に関する知識と能力。
- 心に関する知識と能力を活用して、柔軟に、現実的に問題を解決する力。
カリキュラムポリシー(カリキュラム編成の方針)
心理学部は、人々の健康的な人生に寄与し、豊かな社会づくりに貢献するための心理学の幅広い領域に関する学識を修得するのに必要な講義科目・演習科目と、実践的な技能を養う実習科目を配置します。
アドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)
心理学部は、以下のような人を求めます。
- 人間の心のメカニズムに関心を持ち、バランスのとれた考え方をしようとする人。
- よりよく生きることを目指そうとする人。
- 心理学を活かして社会に貢献しようとする人。
人材養成の目的(学則)
臨床心理学科は、臨床心理学を中心とする広く深い学識を備え、人々の心身の健康の保持増進に寄与し、現代社会の抱える様々な心の問題や課題の解決に貢献できる人材の養成を目的とする。(第72条)
教育目標
心理学やその近接領域の知識に加えて、臨床心理学の知識と能力を備え、人々の心身の健康やさまざまな心の問題の解決に貢献できる能力を習得することを目標にします。
ディプロマポリシー(学位授与の方針)
臨床心理学科は、臨床心理学を中心とする広く深い学識を備え、人々の心身の健康の保持増進に寄与し、現代社会の抱える様々な心の問題や課題の解決に貢献できる人材の養成を目的とし、以下の能力の修得を目指す。
- 実践科学としての臨床心理学に関する知識と能力。
- 人間尊重の精神、高い倫理観を持って、多領域、多職種の人々と協働する能力。
- 臨床心理学に関する知識と能力を活用して、柔軟に、現実的に問題を解決する力。
- 自己理解、他者理解を深め、家庭、職場、社会など、それぞれ生きる場において、よりよく生きる力。
- 公認心理師等の資格取得を目指す場合に必要な知識と能力。
カリキュラムポリシー(カリキュラム編成の方針)
臨床心理学科は、臨床系、発達・教育系、社会系、実験系等の心理学の幅広い領域に関する学識を修得するのに必要な講義科目と、実践的な技能を養う演習科目や実習科目を配置することとし、それを詳細に記載したものが以下のとおりである。
- 前期課程(第1~第4セメスター)においては、<総論>(「心理学概論」「臨床心理学概論」「教育・学校心理学」等)のほか、<研究入門>(「心理学統計法」)、<実習>(「心理学実験」)を通して、基礎・実験系、発達・教育系、社会系、医療系等の心理学の各領域の概観を捉え、心の科学への基本姿勢を身につける。
- 後期課程(第5~第8セメスター)では、<各論>の心理学的理論と方法、心理学の諸領域、心理学的支援の理論、技法、研究、実践の場に関する理論と方法、心理学隣接諸領域、に関する科目を通して、さらにその理解を深め技能を高める。
- 臨床心理学の実践力(問題解決能力、人間尊重の姿勢、倫理観、協働の精神など)については、前期課程で得た知識・技能を踏まえて、<実習><特殊演習><演習>を通して修得する。
- 全学共通科目前期課程の情報処理科目、演習科目などで身につけた情報リテラシー、プレゼンテーション能力は、後期課程学科専門科目<演習><卒業論文・卒業研究>へとつないでゆく。
- 前期課程から後期課程を通して配置されている実習、演習科目では、心の現象、心身の健康に対する興味・関心に基づいて、課題を見出し、課題の解決に向けて見通しを立て調整していく自己管理能力、協調性、倫理観などを養う。
アドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)
臨床心理学科は、以下のような人を求めます。
- 心の支援に関心があり、謙虚な態度で支援を実践しようとする人。
- 自らの心身の健康を目指そうとする人。
- 人々が健やかな心で生きていける社会の実現のために努力しようとする人。
そのために、以下のようなことを指針にして高校生活を過ごすことを求めます。
- 心身の健康に関心をもち、自分の心の健康に注意を払って生活すること。
- 悩みを持つ人や、困難を抱えた人の立場も考えて、行動すること。
- 周りの人々との関わりや、読書などを通じて、人の心の理解を深めること。
大学院全体
人材養成の目的(学則)
本大学院は、学校教育法その他の法令の定めるところに従い、学園創立者跡見花蹊の教育精神を継承して、学術の理論及び応用を教授研究し、その深奥をきわめて、文化の進展に寄与することを目的とする。(第2条)
教育目標
学術の理論および応用の深奥をきわめて、高度の専門性が求められる職業を担いうる能力の獲得を目的とします。
ディプロマポリシー(学位授与の方針)
本大学院は、以下の能力を修得できた学生に修士の学位を授与します。
- 学術の理論および応用の深奥を究められる力。
- 複眼的視点と高度の専門性が求められる職業を担いうる力。
カリキュラムポリシー(カリキュラム編成の方針)
修士論文を作成するために必要な知識と技術を身に付けられるように演習科目を配置します。講義科目と実習科目は、修士論文を作成するための複眼的な視点と専門性の高い知識、創造的思考力を修得するために配置します。
アドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)
本大学院は、大学院教育に求められる学力を持ち、学術の理論および応用の深奥を究めようとする意欲を持った人を求めます。
そのため、本大学院では入学者選抜において、以下の観点から多面的な評価を行います。
- 専門的研究を進める上での基礎的な知識・学力を十分に有している。
- 物事に対して多面的に考察し、自らの考えを表現できる。
- 研究主題・研究目的・研究方法を自覚し、主体的に研究を進める意欲を有している。
人文科学研究科
人材養成の目的
人間に関する高度な知識と教養をそなえ、研究の成果を社会に還元できる専門的知識人を養成する。
教育目標
人間に関する高度な知識と教養を身につけ、主体的・独創的な研究を実現させる能力の獲得を目指します。
ディプロマポリシー(学位授与の方針)
人文科学研究科は、日本文化・臨床心理それぞれの専攻における学びを通じ、以下に示す能力や資質の獲得によって、高度な知識と豊かな想像力を身につけることを目指します。
- 人間に関するより高度な知識と教養、また優れた学識と専門的な能力。
- 人間に関する主体的・独創的研究を遂行し、自立した研究活動ができる能力。
カリキュラムポリシー(カリキュラム編成の方針)
各専攻に配置された、多様な講義科目や演習科目、実習科目の履修を通じ、思考力・判断力あるいは表現力・技能を身につけるとともに、修士論文を作成するための知識と技術を学ぶ専門的な演習科目において、各自の研究テーマと計画に応じて独創的な研究を行います。
アドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)
人文科学研究科は、次のような意欲を持った人を求めます。
- 大学教育で養成した知識・技能を基礎にし、大学院教育に耐えうる学力を有する人。
- 思考力や表現力を高め、主体的かつ独創的研究を実現しようとしている人。
- 大学院修了後、協働性をもって積極的に社会に参画し、その一翼を担おうとする人。
人材養成の目的(学則)
日本文化専攻においては、社会の諸分野において日本文化の進展に貢献できる高度な知識と教養を具えた研究者を養成するとともに、日本文化に関わる諸分野において指導的な役割を果たし、外国との文化交流に携わりうる高度な専門的知識人を養成する。(第48条第1項第1号)
教育目標
日本文化の進展に貢献する主体的・独創的研究を実現させ、外国との文化交流に携わりうる能力を養うことを目的とします。
ディプロマポリシー(学位授与の方針)
日本文化に関する高度な知識を身につけるとともに、教育課程を通じて培った教養を踏まえて、日本文化に関する主体的・独創的研究を成し遂げることを目指します。
カリキュラムポリシー(カリキュラム編成の方針)
日本思想、日本芸術、日本民俗・社会、日本文学という日本文化の四領域の基礎を学ぶために「通論」を配置します。さらに個々の領域における専門的な研究を深めるために「特論」を配置します。修士論文を作成するための知識と技能を修得するために「日本文化演習」を配置します。
アドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)
日本文化専攻は、日本文化の進展に貢献できる高度な知識と教養をそなえ、外国との文化交流に携わりうる能力を身につけようとする人を求めます。
人材養成の目的(学則)
臨床心理学専攻においては、臨床心理学とその関連分野において実践的な教育と研究を通じ、高度な専門知識を修得させるとともに、職業人として自律した心理臨床家を養成する。(第48条第1項第2号)
教育目標
保健医療分野、福祉分野、教育分野、司法・犯罪分野、産業・労働分野などの幅広い分野にかかわる心理学、臨床心理学ならびにその関連分野の知識と技能を備え、人間尊重の精神、高度な倫理観と科学的態度を修得します。さらに、多領域、多職種の人々と協働しながら、様々な心理的な問題に対して、臨床心理査定、臨床心理面接、臨床心理的地域援助などの心理臨床家としての能力と、それらの基礎となる研究を進める能力を養います。
ディプロマポリシー(学位授与の方針)
臨床心理学専攻は、高度専門職業人として自律し自立した心理臨床家の養成を目的として、次の5つの能力の修得を目指します。
- 基礎・実験系、発達・教育系、社会系、医療系等の心理学の幅広い知識と能力。
- 実践科学としての臨床心理学に関する、より高度に専門的な知識と能力。
- 人間尊重の精神、高い倫理観、科学的な態度をもって、問題に取り組む能力。
- 多領域、多職種の人々と協働しながら、様々な心理的な問題に対して、臨床心理査定、臨床心理面接、臨床心理的地域援助などを提供する心理臨床家としての知識と能力。
- 「公認心理師(国家資格)」や「臨床心理士(公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会認定資格)」の資格取得のために必要な知識と能力。
カリキュラムポリシー(カリキュラム編成の方針)
国家資格である「公認心理師」になるために必要な科目を配置し、公認心理師資格取得に対応します。
また、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会が認める第一種指定大学院として、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会が定めるカリキュラムに基づいた科目を配置し、臨床心理士資格取得に対応します。
心理臨床家としての知識・技能・態度を養うために「実習」を配置します。
科学的な研究手法、態度、倫理観を養うために、修士論文を作成します。
アドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)
基礎・実験系、発達・教育系、社会系、医療系等の心理学の幅広い知識を修得し、それらの知識を基礎として、実践科学としての臨床心理学に関する知識・技術を備え、人間尊重の精神、高い倫理観、科学的な視点を持って、多領域、多職種の人々と協働しながら、人々の心身の健康の発展に寄与することのできる能力を身につけ、より専門的な資格をもつ高度専門職業人として自律し自立した心理臨床家を目指す人を求めます。
マネジメント研究科
人材養成の目的
マネジメントに関する高度な知識と教養をそなえ、研究の成果を社会に還元できる専門的知識人を養成する。
教育目標
マネジメントに関する高度な専門知識を備え、課題発見・解決力、論理的思考力を養います。
ディプロマポリシー(学位授与の方針)
マネジメントに関する高度な専門知識を備え、マネジメントの課題発見・解決力と論理的思考力を発揮することにより、独創的な研究成果をまとめ、発表する能力を身につけます。
カリキュラムポリシー(カリキュラム編成の方針)
高度なマネジメントの基礎となる「マネジメント通論」及び「リスクマネジメント通論」を必修科目として学びます。特論科目である講義科目により幅広い分野のマネジメントに関する高度な専門知識を学びます。演習科目により、修士論文を作成するための高度な知識と技能を身につけます。
アドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)
マネジメントに強い関心と問題意識を持ち、主体的に幅広い分野のマネジメントの専門知識を学び、自ら研究テーマを設定し、独創的な研究を行おうとする人を求めます。
人材養成の目的(学則)
マネジメント専攻においては、実践的で総合的なマネジメント・マインドを十分に具え、多様な職業領域で指導的役割を果たし、そこで高度なマネジメント能力を実際に発揮することのできる人材を養成する。(第54条第1項第1号)
教育目標
マネジメントに関する高度な専門知識を備え、課題発見・解決力、論理的思考力を養います。
ディプロマポリシー(学位授与の方針)
マネジメントに関する高度な専門知識を備え、マネジメントの課題発見・解決力と論理的思考力を発揮することにより、独創的な研究成果をまとめ、発表する能力を身につけます。
カリキュラムポリシー(カリキュラム編成の方針)
高度なマネジメントの基礎となる「マネジメント通論」及び「リスクマネジメント通論」を必修科目として学びます。特論科目である講義科目により幅広い分野のマネジメントに関する高度な専門知識を学びます。演習科目により、修士論文を作成するための高度な知識と技能を身につけます。
アドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)
マネジメントに強い関心と問題意識を持ち、主体的に幅広い分野のマネジメントの専門知識を学び、自ら研究テーマを設定し、独創的な研究を行おうとする人を求めます。