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2023年10月26日
授業 文学部

【コミュニケーション文化学科】穂苅ゼミの学生・卒業生が日本第二言語習得学会で研究発表を行いました!

文学部コミュニケーション文化学科4年生の永嶋星香さん、倉持泉さん(ともに穂苅ゼミ所属)が、第23回日本第二言語習得学会国際年次大会(The 23rd International Conference of the Japan Second Language Association: J-SLA2023)で、卒業論文で取り組んでいる以下の研究について発表を行いました。

・前置詞脱落を伴う関係節文における動詞の役割の検証-形容詞を述語とする関係節文との比較から-(永嶋星香)

・中国語を母語とする日本語学習者の日本語形容詞の活用と「の」の過剰使用(倉持泉)

大会は10月14日(土)・15日(日)に学習院大学で行われ、学生は事前に厳正な査読を受け、初日の「学生ワークショップ」で国内外の修士・博士課程学生に交じり、研究発表を行いました。学生が行った研究は緻密に計画された実験の結果に基づく内容で、学術的にも大変価値が高く、発表の内容や今後の課題について、研究者のみなさまから多くのコメントや助言をいただきました。

また、今大会では、コミュニケーション文化学科卒業生の加藤岡華純さん(2022年度卒・現マネジメント学部研究室特別任用職員)も、卒業論文として提出した研究に追実験の結果と新たな考察を加えた以下の研究について、口頭発表を行いました。

・空前置詞の出現・消失における格の役割(加藤岡華純・穂苅友洋)

口頭発表は一般の大学教員・研究者の研究発表が中心となるセッションであり、卒業論文がもととなる研究が厳しい査読を通過し、発表者に選ばれるのは大変珍しいことです。改めて、卒業論文で取り組んだ研究内容、その後の研究に対する真摯な取り組みが評価されたかたちになりました。

ゼミ生(永嶋さん)

ゼミ生(倉持さん)