学習院大学国際社会科学部 臼井哲也教授による出張講義

2025年1月9日
  • 授業

2024年12月23日(月)、冬期受験講習の1コマ(80分)を利用して、学習院大学国際社会科学部(ISS)で国際マーケティング戦略論を専門とし教鞭をとっておられる臼井哲也教授の出張講義が行われました。

 


今回は国際系、経済経営系、社会学系に関心の高い中学2年生~高校3年生の29名の生徒が受講し、
グローバル・グローカルな視点で社会科学を学ぶ、大学の授業を体験しました。

 


講義の最初に、学習院大学の国際社会科学部を卒業し、現在東京大学の大学院に進学した
跡見学園中学校高等学校OGの動画メッセージが講義を受講する後輩のために流されました。
活躍する先輩の姿に親しみや憧れを感じた生徒もいたようです。
その後、ユニバーサルスタジオジャパンやスターバックス、ユニクロなどを例に、マーケティングの授業が展開されました。
身近な企業の名前に興味を惹かれた生徒も多く、熱心に耳を傾けていました。

 


学習院大学国際社会科学部は4週間以上の留学が卒業単位に必須となるカリキュラムが設定されており、
大学3年生以降の授業はすべて英語で行われます。そのため、今回の講義の一部も英語で行われました。
少々緊張気味だった生徒たちも、身近な話題に大きくうなずきながらお話を伺い、
教授から発せられる英語の質問にも積極的に答える姿も見られました。
大学の学びのイメージをつかみ、キャリアや進路について考える非常に良い機会になったようです。

 

以下は受講した生徒の感想です。

・価値は企業と顧客が一緒に創り出すものだという考え方が印象に残りました。企業が一方的に提供するのではなく、顧客のニーズに応じて共に価値を創るという点が新鮮でした。また、顧客のニーズを理解することは、相手の立場や気持ちを理解することにも繋がり、日常生活でも大切だと感じました。

・私は英語での授業という点に興味を持ち、今回の講義に参加しました。私は今まで経営学に関心がなく、少し敬遠していました。しかし今回の講義が私たちに身近なテーマで展開されていたので、とても興味が湧きました。文化が違う海外における顧客価値を考えるのは難しいとは思いますが、私も挑戦してみたいと感じました。

・私は英語で授業が展開されるということに興味を持ち、今回講義に参加させていただきました。 授業が高度な英語で展開されることに加えて、私たちが普段利用している製品やサービスには顧客の求める価値が創造されているのだということを講義を通じて初めて知ることができ、経営学の魅力も感じることができました。 素敵な講義をありがとうございました。

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