学生生活

ハラスメント防止

跡見学園女子大学は、その構成員である学生・教職員それぞれが、個人としての人格や人権を尊重しあい、健全な教育環境を維持するよう努めています。
修学・課外活動・教育研究・就労およびその他の活動の妨げとなるすべてのハラスメントを防止し、大学構成員が十分な能力を発揮できる秩序ある環境を作るために、諸制度の整備や啓蒙活動に取り組みます。

ハラスメントの定義

ハラスメントは様々なものがあると捉えられています。

  • セクシュアル・ハラスメントとは、相手が望まない性的な言動により、相手に精神的・身体的苦痛や不快感を与え、修学環境や就業環境を悪化させることをいいます。
  • アカデミック・ハラスメントとは、教育・研究上の権力を濫用して、修学・教育・研究等に支障をきたす行為をいいます。
  • パワー・ハラスメントとは、優越的な関係に基づいて、業務の適正な範囲を超えて、身体的若しくは精神的な苦痛を与えることや、就業環境を害することをいいます。

跡見学園女子大学はこれら以外のハラスメントも含め、その防止に努めています。

相談から解決まで

本学には教職員からなる14人の相談員がいます。相談員との直接の話し合いにより相談者のプライバシーは守られ、安心して問題を解決することができます。 相談の流れは以下のとおりです。

相談から解決までの流れ

相談

  1. 相談者は学内の連絡先番号に電話をして相談員を呼び出し、面談の日時・場所について、直接打ち合わせをします。(状況を正確に把握したいので、電話での相談や匿名の相談には応じることはできません。)
  2. 相談者は直接学内の相談員を訪問し、面談の日時や場所を打ち合わせます。
  3. オンライン授業期間中は、相談者の希望を伺ったうえで、オンライン、または、対面によって、面談を行います。相談したいことがある人は、次のいずれかの手段を用いて大学に連絡してください。
    ①自分のアドバイザーにメールをして、相談員の先生に連絡をとる
    ②相談員の先生に、ポータルを通じて連絡をしてみる
    ③文京キャンパス事務室(03-3941-7420)や新座キャンパス事務局庶務課(048-478-3333)に電話のうえ、相談員の連絡先等を教えてもらう

※相談者の氏名や内容等、秘密は厳守します。

対処の検討

相談を受けた相談員は、相談者の了解を得て、個人名などの固有名詞をすべて伏せた相談内容のみを「ハラスメント防止対策委員会」に報告します。
これを受けて、同委員会では問題解決の方法について検討します。
大学は、必要に応じて「調査委員会」を設置し、秘密厳守のもとに、適正・公正な解決策を検討します。

加害が確認された場合は…

加害者に、該当する行為を改めるよう、警告します。
当事者間の話し合いが円滑に進むように、サポートします。
場合によっては、加害者は「就業規則」および「学則」に基づいた懲戒の対象となります。

相談者・被害者には…

【心理的支援】
相談内容への対処報告や心理的サポートなど、相談者の心に添った支援を行います。

ハラスメント防止に関する規定等