文学部 人文学科 植田ゼミ
平安中期に書かれた『源氏物語』を中心として、古典文学の「ことば」を大切に読み、それぞれの時代に生きる人々の感じ方や考え方を考察。その背景となる社会状況をも理解して、現代を豊かに生きる力を養うことをめざしています。演習では、ゼミ生による発表とディスカッションを通して、さまざまなテーマを掘り下げていきます。3年生では古典文学の研究方法を学び、4年生では各自でテーマを選び、卒業論文の作成と発表を行います。卒業論文では、「『伊勢物語』の色好みの一考察」や「六条御息所と芥子」、
『源氏物語の雀の子の役割』などですが、『源氏物語』をより深く考察する学生が多いです。ゼミ生には、古典文学の学びの中で、異なる時代の人々に思いを馳せ、さまざまな心のありようを理解し、個々の思考を高め、豊かな人間性を身につけてほしいと思っています。高校生の皆さん、今まで何をしてきたかではなく、これから大学で何をしていくのかが大切です。ご自身の心の声を大切に、興味を抱くこと、不思議と感じることに向き合ってみてはいかがでしょうか。そこから、大学生活がきっと開かれていくでしょう。
平安中期に書かれた『源氏物語』を中心として、古典文学の「ことば」を大切に読み、それぞれの時代に生きる人々の感じ方や考え方を考察。その背景となる社会状況をも理解して、現代を豊かに生きる力を養うことをめざしています。演習では、ゼミ生による発表とディスカッションを通して、さまざまなテーマを掘り下げていきます。3年生では古典文学の研究方法を学び、4年生では各自でテーマを選び、卒業論文の作成と発表を行います。卒業論文では、「『伊勢物語』の色好みの一考察」や「六条御息所と芥子」、『源氏物語の雀の子の役割』などですが、『源氏物語』をより深く考察する学生が多いです。ゼミ生には、古典文学の学びの中で、異なる時代の人々に思いを馳せ、さまざまな心のありようを理解し、個々の思考を高め、豊かな人間性を身につけてほしいと思っています。高校生の皆さん、今まで何をしてきたかではなく、これから大学で何をしていくのかが大切です。ご自身の心の声を大切に、興味を抱くこと、不思議と感じることに向き合ってみてはいかがでしょうか。そこから、大学生活がきっと開かれていくでしょう。
ゼミで学べることは?
古典文学『源氏物語』を読み解き、それぞれの時代に生きる人々の感じ方や考え方を考察し、現代を豊かに生きる力を身につけます。
ゼミの特徴、雰囲気は?
古典文学を読むことの好きな学生が集まり、いつも楽しい会話の弾むゼミです。
求める学生像は?
『源氏物語』に限らず、古典文学を読んでみようと思う意欲のある方を歓迎します。
受験生へのメッセージ
ご自身の心の声を大切に、興味を抱くこと、不思議と感じることに向き合ってみては?そこから大学生活が開かれると思います。
植田 恭代 教授
大学入学以前に観ていた古典芸能から和の文化に親しみ、興味は日本の文学へ。歌舞伎座や国立劇場で上演される演目のもととなる古典文学を読むうちに、次第にその源流へと向かい、卒業論文の対象となる『源氏物語』に至りました。学生生活をともにした親友は、いまも私の宝です。
先生はどんな方?
高貴な雰囲気をまとい、『源氏物語』の中に出てきていそうな素敵な方です!先生が好きな世界は、私たちの探求心をくすぐります。
印象深い活動は?
自分の発表時はいつも緊張しています。毎回毎回が山場です。
ゼミの面白い点は?
少人数学習であり、通常授業よりも、お互いの意見や発表を通して交流する機会がたくさんあるところが面白いところです。
ゼミの志望理由は?
古代作品は決して得意ではありませんが興味はありました。人気のあるゼミなので「当たって砕けろ!」精神で選択しました。
A.Tさん
高校時代は女子バレーボール部に所属。熱心な女性の先生のもと、バレーの技術だけでなく女性としての在り方・生き方についても学びました。大学では軟式野球部に所属。現在はキャプテンを務め、目標に向かって活動することに楽しさを感じております。