【マネジメント学科】中西哲ゼミ3年生がアサヒグループホールディングス向け戦略提案プロジェクトを実行しました!

2020年8月27日
  • ゼミ

マネジメント学科・中西哲ゼミ3年生は、現実の企業課題に取り組むPBL(Project Based Learning)を導入し、経営学の実践的な学びに取り組んでいます。

この度、アサヒビール、アサヒ飲料、アサヒグループ食品などを擁するアサヒグループホールディングス株式会社(以下「アサヒグループ」)のご協力を得て、「アサヒグループホールディングスが掲げるマテリアリティ『環境』について、以下の3つの取り組みテーマ①気候変動、②持続可能な容器包装、③循環型社会の構築、のうちいずれかを選択し、実現に向けた具体的施策を提案せよ。」という課題をいただき、プロジェクトを実行しましたのでご報告いたします。中西哲ゼミの活動にご支援いただきましたアサヒグループ様にはこの場を借りて厚く御礼申し上げます。
プロジェクトの実施にあたっては初回のイントロダクションと最終回にアサヒグループホールディングス株式会社サスティナビリティ部門シニアマネージャー松沼彩子様、同シニアマネージャー松香容子様にオンラインでご登壇いただきました。ご講評では学生たちの取り組み姿勢を高くご評価いただくとともに、提案内容の実現のために不足している視点などを鋭くご指摘いただきました。学生たちにとっては、大学内では得られない貴重な学習機会になり、大きな自信にもつながりました。
なお、この取り組みはすべてオンラインで完結しプレゼンテーションは動画ファイルをご提出する形で実施しました。学生たちにとっては動画編集スキルも習得するという副次効果も得られました。
また、アサヒグループ様よりBチームとCチームの提案については更に本格的な検討を行うべく追加の調査研究のオファーをいただきました。今後、BチームとCチームは提案内容の実現可能性調査を行う予定であります。

 

【各チームの提案】
Aチーム:「生産者情報を開示~生産者から消費者のつながりへ~」
アサヒ飲料の缶コーヒー「WONDA」に生産者情報を記載することで生産者から消費者へのつながりを訴求する取組みを提案しました。消費者に生産者の存在を意識させることで間接的に循環型社会構築に寄与させようとするもの。サプライチェーンにおける情報の非対称性を低減することでアサヒグループの環境へのスタンスを知らしめるシグナリング効果も期待される提案。

Bチーム:「環境に害のない容器包装でプラスチックフリーの実現へ」
アサヒグループ食品の商品パッケージへの援用を念頭に置き、世界各国の取り組み事例を調査したうえで問題点を指摘。現状考えられる最善の取組み案としてインドネシアの非営利団体が開発した「海苔で出来た容器包装」を採り上げ、その導入可能性について検討しました。インドネシアにおける貧困層への支援の意味も込めておりSDGsの目標も意識した提案を行いました。

Cチーム:「コーヒー粕でメタンガスを削減する」
メタンガス削減による地球温暖化の抑制と食品リサイクルループの形成を目指す提案。牛のげっぷがメタンガスの発生源になっていること、更に、コーヒー粕を牛に給餌するとメタンガス発生源が抑制されることに着目、アサヒグループの工場で出たコーヒー粕を乳牛に給餌させ、メタンガス削減効果を享受するとともに乳をカルピスの原料に使用することを想定。アサヒグループの資源を活用して食品リサイクルループを形成することを提案しました。

Dチーム:「水汚染問題の取り組みで循環型社会を目指す」
飲み残しなどでビールを廃棄することが水汚染の大きな原因になっていることに着目。アサヒビールが取引している全国の飲食店を通じ生ビールの樽交換の際に生じるビールを回収し、消毒液に転用するスキームを提案しました。合わせて、アサヒ、キリン、サントリー、サッポロ四社共同で飲み残しゼロへの啓蒙活動を行う企画も提案しました。

 

アサヒサブ:松沼様松香様講評シーン

アサヒグループホールディングス株式会社サスティナビリティ 部門シニアマネージャー松沼彩子様、同シニアマネージャー松香容子様

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