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観光コミュニティ学部の学生が若者の視点で見て、考えた文京区の課題と解決策を文京区長に提言しました。

これは同学部の授業「ぶんきょう学」の一環として行われたもので、講座では成澤文京区長に講師を引き受けていただきました。受講した学生は10グループに分かれ、授業で学んだ文京区の歴史や文化、地域性をもとに、自分たちで実際に歩いて調査して見えてきた課題と解決策をプレゼンテーションしました。

「茗荷谷に観光客を呼び込むには」「徒歩15分圏マップを作ろう」「たくさんある坂道を活用しよう」といった地域性に着目した学生ならではの提案が相次ぐ中、学生やオブザーバーの投票により「あったらいいな文京区」と題し、ちょっとした工夫でできるサービスを提案した提言がグランプリに選ばれました。

学生からは「大学周辺のことをあまり知らなかったが、この授業をとおして周辺を歩いて知ることができて良かった」と感想が寄せられました。また、講師を務めていただいた成澤区長からは「想像以上に時間をかけてフィールドワークをやってくれた。その努力は評価したい。いろいろな発見をしてもらって良かった」との言葉をいただきました。