【高大連携】東京農業大学実験講座(冬)が行われました

クリスマス直前の12月23日(火)に、高大連携協定を結んでいる東京農業大学生命科学部よりバイオサイエンス学科の先生方に来ていただき、「新しい作物を作るには ~かけ合わせからゲノム編集まで~」のテーマの下、実験講習を行いました。参加者は、中2~高2までの20名ほどでしたが、本校の卒業生2名を含め、8名で対応してくださいました。

第一の実験は、ブロッコリーの花芽からのDNAの抽出です。先ずはブロッコリーからフサフサの部分を切り取ります。試薬につけてグリグリと潰し、細胞を壊し、遠心分離した上澄み液にエタノールを加えると、もやっとした白いもの(DNAを含む塊)が出てきました。なかなか感動的です。

第二の実験は、維管束の観察です。スライスしたアスパラガスの茎を、様々な色素に漬け込み、顕微鏡で観察しました。

【中学1年生】英語落語&ワークショップを鑑賞しました!

12月13日(土)、中学1年生は英語を少しでも楽しいと感じてもらうため、日本の伝統文化を知るため、日本文化と英語を合わせた英語落語に興味を持ってもらうために「英語落語&ワークショップ」の鑑賞会を行いました。当日は、落語家の桂 かい枝(かつら かいし)さん、桂 福龍(かつら ふくりゅう)さん、太神楽師の鏡味 味千代(かがみ みちよ)さんのお三方をお招きしました。
公演の様子を写真とともにご紹介します。

 


落語家の桂 福龍さんの公演の様子です。
文化の壁を越えたユーモアに、生徒たちも一気に引き込まれました。

 


落語家の桂 福龍さんが生徒と一緒に英語での「小噺」をしてくださいました。

 


落語家の桂 かい枝さんによる公演の様子です。
洗練された英語と豊かな表現力によって、目の前に情景が浮かび上がる「本物」の芸に圧倒されました。

 


太神楽師の鏡味 味千代さんによる公演の様子です。
息をのむような伝統技の数々。華やかなパフォーマンスに、会場は大いに盛り上がりました。

 


太神楽師の鏡味 味千代さんと生徒が一緒に傘回しをしているところです。
生徒は鏡味 味千代さんのアドバイスを受けながら見事に成功させました。

終始笑いの絶えない公演でした。生徒たちからも「心の底から楽しかった」「日本の伝統文化を英語で発信する素晴らしさを知り、貴重な経験ができた」といった声が寄せられました。

【中学2年生】折形礼法の授業でお正月を迎える準備をしました!

12月2日(火)、中学2年生は跡見流リベラルアーツの授業「折形礼法」の中でお正月に向け、食卓を華やかに彩る「鶴の箸置き」づくりに挑戦しました。

 


手先の細かな動きに集中し、一折一折を丁寧に進めていきます。

 


「鶴の箸置き」が完成しました!同じ型でも折る人の心持ちによって、少しずつ表情が異なります。

生徒たちからは、「お正月にぜひ使いたいと思った」、「和紙を使って家でも折ってみたい」など日常生活に取り入れたいという前向きな声が多く聞かれました。

 

【中学1年生】校外見学で国立科学博物館と隅田川に行きました!

中学1年生は、11月に校外見学で上野の国立科学博物館見学と隅田川を航行する水上バスの乗船体験をしました。

 


解説をじっくり読み込み、メモを取っています。

 


圧倒的なスケールの恐竜の化石を前に、生命の進化の歴史を肌で感じることができました。
地球の歴史や科学の不思議に触れる展示の数々に、生徒たちは終始目を輝かせていました。

 


乗船を前に、期待に胸を膨らませて記念撮影。生徒たちの晴れやかな笑顔が印象的です。

 


心地よい川風を感じながら、水上バスのデッキから東京の街並みを観察しました。
単に景色を楽しむだけでなく、水運の歴史や都市の構造についても学ぶことができました。

 

【中学1年生】調理実習でカレーライスを作りました!

12月5日(金)、中学1年生の家庭科の授業で、調理実習が行われました。今回のメニューは「カレーライス」です。


ジャガイモの皮をむき、芽を丁寧に取り除いていきます。

 


リンゴを細かく切り、具材を炒めていきます。

 


具材を切る担当と、使い終わった器具を次々に洗う担当。
グループ内で自然と役割分担ができ、調理台の上を常に整理整頓しながら進めることができました。

 


レシピを確認しながら相談中。こうした「段取り」を考える力は、生活のあらゆる場面で役立つ大切な知恵となりそうです。

生徒たちは終始楽しそうな表情で調理実習を行っていました。誰か一人のリーダーに任せきりにするのではなく、全員が「自分にできること」を見つけ、互いをサポートしながら取り組んでいる姿が印象的でした。試食の時間には、あちこちから満足げな声が聞こえてきました。

【中学1年生】折形礼法の授業で節分を学びました!

中学1年生は、11月に跡見流リベラルアーツの授業「折形礼法」の中で季節の行事である「節分」にちなんだ作品作りに挑戦しました。

 


節分の豆を収める「豆包み」に挑戦しています。
和紙の角をきっちりと合わせ、指先に集中して折る姿は真剣そのものです。

 


節分の主役である鬼を模した、「鬼の豆包み」を作成中です。
複雑な工程に苦戦しながらも、生徒それぞれの個性が光る作品となりました。

授業を終えた生徒たちからは、「節分の時には、今日折った鬼の豆包みを家に飾って、季節の行事を楽しみたい」、「豆包みの折り方を覚えたので、ちょっとしたプレゼントを渡す時にこの包み方を使って誰かに贈りたい」など学んだ技法を実生活に取り入れたいという声が聞かれました。

【中学1年生】サイエンス探究教室の事後学習 各クラスの優秀グループが発表をしました!

中学1年生は、7月~8月に行われた2泊3日の「サイエンス探究教室」事後学習として、10月に各クラスの優秀グループによる発表が行われました。
発表では、北軽井沢での体験やそこから発展させた社会課題について、生徒たちが時間をかけてまとめた調査・考察をパワーポイントで披露していました。


古代の火おこし技術について、当時の生活の知恵を結びつけながら考察し、火の重要性を再認識して発表していました。

 


生活に身近なテーマを掘り下げ、災害時の非常食の機能について発表していました。

 


北軽井沢地域が抱える社会問題に焦点を当てた発表をしていました。
観光地の美しさだけでなく、空き家や過疎化が進む現状を示し、地域活性化に向けた具体的な提案を行いました。

 


北軽井沢の現地社会に根差した人材不足と労働力不足をテーマに、その原因と影響について深く掘り下げていました。

今回の事後学習では、北軽井沢という場所が単なる自然教室のフィールドではなく
空き家問題や過疎化、人材不足といった地域課題を知る貴重な機会となりました。

帰国生入試 WEB合格発表(入学手続のご案内)について

帰国生入試のWEB合格発表はこちらよりご覧ください。

※パスワードは試験当日の朝に配布したプリント「受験生の保護者の方へ」に記載しておりますので、ご確認ください。

入学金納入後の手続きは、下記「入学の手引き」をご確認ください。
②~⑤、⑧の書類は、学校から2月9日(月)発送予定ですが、必要に応じて下記からダウンロードしてください。
また、今後の出校に関するアンケートへのご協力もお願いいたします。※アンケートは12/20(土)正午締切


ダウンロード可能な書式
入学の手引き
誓約書
通学証明書交付申請書
跡見学園後援会入会申込書
後援会加入のご案内
通知表(写し)提出に関する届出書
氏名漢字等変更依頼書
【帰国生入試・特待入試(英語CS入試)で合格された方】
英語取り出し授業「回答書」
後日書類送付用表書き

今後の出校に関するアンケート ※12/20(土)正午までにご入力・送信ください。
アンケートのご入力はこちらからお願いいたします。

以上

【高大連携】東京理科大学 槇誠司特任教授によるデータサイエンスの出張講義が行われました!

東京理科大学の槇誠司特任教授が、データサイエンスとは何か理解するために、10月、11月の4週に渡り中2、中3の数学の習熟度別クラス14クラスすべてに足を運び、授業を実施してくださいました。中学2年生は初めて、中学3年生は去年に引き続き、2回目のデータサイエンスの出張講義となりました。
中学2年生は時刻表や駅の人の利用者数と時間、テレビ番組のデータの提示の仕方について、足の小指をぶつけるかどうか着地時の足のずれ幅の数値など、具体的に様々なデータを取り上げ、生徒はそれらを読み解いたり、データをもとに提案したりしました。
写真は中学3年生が講義を受けた際のものです。

 


中学3年生は駅の利用者と時刻データの読み取り、スマホの利用時間と睡眠時間の相関についての分析、
人と生成AIの学習方法の違いを実際に物の形状や音を生成AIに学習させてみることで学びました。

ここ数年で数多くの大学にデータサイエンス系の学部が新設されています。
これからは文系理系関係なく、研究でも職場でも、社会においてデータを扱うことがこれまで以上に必要となり、
また生成AIも当たり前のように生活の一部となっていくでしょう。
怪しげなデータに踊らされないようにするために、正確にデータを扱う知識を身につけることが求められています。
今回はその重要性や危険性について楽しく学ぶことができたようです。

▼以下生徒の感想▼

・大きな数字や色で強調されたところばかり見てしまっていたけれど、グラフの縦軸や母数などに注目してこれからは正しく、データを読み取り活用していきたい。(中2)

・グラフはメモリを変えたり、円グラフの中心を変えて発信していることがあると言うのを初めて知った。この授業を活かしてこれからの生活ではぱっと見の情報ではなくしっかりと数値を理解して情報を取り入れていきたいと思った。(中2)

・データ一つだけでは意味がなく、他の情報があってからこそのものだと思いました。他にも様々なことがわかりました。ありがとうございました。(中2)

・今までデータを見ても、パッと見ただけの情報しか興味がなかったけど、この授業を通して、データってよくみたら色々な面白さがあるんだなと思いました。(中2)

・もともとデータを見ることが苦手だったけれど今回楽しく学べてデータを読み取ることが得意になれた。そしてもっと難しいデータを読み取ってみたいと思いました。(中2)

・テレビのデータは間違っていないと思っていたけど、よーく見るとメモリのサイズが違うとか面積が違うとか騙されてることが多いなって思いました。(中2)

・ニュースなどはあまりよく見るってことはなく、聞き流していましたが、このような表やグラフが出てきた時、今回学んだことを思い出してみたいと思いました!楽しかったです!(中2)

・AIも私たちと同じように学習をしていると思いましたが、学習方法が全然違うことが分かり、このことを理解した上で適切にAIを使っていきたいなと思いました。(中3)

・学ぶ前まではAIはなんでもわかるし、なんでも識別できると思ってました。しかし、今回AIは表面上だけで判断していると学びAIの頼りすぎはよくないなと思いました。(中3)

・実際にAIを使って物や音を認識させる実験では、「与えられた情報から対象物を判断する」というAIの仕組みを初めて目で見ることができ、とても楽しい授業だった。去年の出張講義よりも、データの見方や未来の予測、AIによるグラフや分析について更に詳しく知ることができた。(中3)

・楽しく学べるように工夫してくださっていて、楽しみながらとても良い勉強になりました。(中3)

・私は今回の授業を通して、データへの苦手意識がなくなりました。今までは読み取ったり、書いたりするのが難しく、あまり好きではなかったけど、江ノ島のデータや電車のデータなどを読み取るのがとても楽しかったです。(中3)

・私はたまにchatGPTを使う時があり、chatGPT自体は生成AIだということは知っていたけれど、物の特徴だけで判断していたことはあまり知りませんでした。また、データから店の利益に繋げていて、データは様々な場面で役立つことだとてもわかりました。(中3)

・データはただの数字ではなく、私たちの生活を便利にしたり守ってくれるものだと知ることができた。データサイエンスと聞くと難しい印象を持つが、毎日の生活でたくさんのデータサイエンスに触れているのだなと感じた。(中3)

マザーハウスの山口絵理子さんを招いて創立150周年記念講演会を行いました!

2025年11月26日(水)午後、創立150周年を記念して、全校生徒を対象とした講演会を行いました。講師は、今年度から新しくなった通学バッグをデザイン・作製したマザーハウスの創業者、山口絵理子さんです。


マザーハウス創業にいたるまでの道のりや、大切になさっていることなど、ご自身の経験を交えて語ってくださいました。
聞き入っていた生徒たちからは、質問が相次ぎました。

 


生徒代表から感謝を込めて花束を贈呈しました。
マザーハウスの心意気が詰まった通学バッグを、生徒たちはこれからも大切に使っていきます。