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7月25日(土)に、夏期講習の一環として、併設大学である跡見学園女子大学文学部人文学科の中山慎太郎准教授が、高大連携として出張授業を行ってくださいました。
テーマは、「よく知られた物語の原作を読んでみよう:『美女と野獣』を読む――「野獣」にこめられた意味」です。
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ディズニー映画でよく知られたこの物語は、もとは18世紀に世に出た娯楽作品でしたが、その後に教育的なテーマ性を持ったものとして別の作者により書き換えられ、現代はそちらの方が世に広まっています。この2つの作品の共通点や違いを確認しながら、私たちが気付いていなかった作品描写の意味するところを丁寧に読み解いていきました。
普段中学校や高校で学ぶ文学よりさらに高度な大学の学びに触れる大変よい機会になりました。
▼生徒の感想▼
・ヴィルヌーブ版の物語では、ベルは本当は野獣を最後まで愛せなかったのではないかという考察にとても驚きました。理由はどのバージョンでも最終的には野獣とベルが愛し合って幸せな結末を迎えるというのが当たり前だと思っていたからです。これから映画や本などを読むときに、ただ読んで終わらせるのではなく、この物語にはどんな思いが込められていたのかなど考察してみたいです。(中3)
・文学部について知りたいと思ったのに加え、美女と野獣について追究するのは面白そうだと思ったから受講しました。『美女と野獣』の原作であるヴィルヌーヴ版と今まで私が見てきたディズニー版の元となるボーモン版で異なるところがあったというところが印象に残っています。特に、ベルは「野獣」を愛することができるのか?について考える時が面白かったです。ヴィルヌーヴ版では人間味を、ボーモン版では教訓を軸に物語られているという双方の違いに気づけてとても興味深く感じました。(中3)
・フランス語の持つ「野獣」とディズニーのアメリカ版の「野獣」では文化的な意味が異なるのが興味深く、一つの単語に複数の意味があるということが印象に残りました。そのようなことは「美女と野獣」を鑑賞する際に考えたことがなく、その新しい視点に驚嘆しました。また、含まれている意味に合わせて物語の内容も少し変更していることに非常に驚きました。とても面白く、時間が過ぎるのがとても短く感じました。フランス語について触れる機会があまりなかったため非常に興味深いと思いました。(高2)
・以前フランス版の美女と野獣を見た事があり、その時にはあれ?ディズニーの物とは若干違うなと思う節が多かったのですが、その謎を今日理解する事ができてスッキリしました。私も野獣のような優しい心のある人を将来探そうと思います。(高3)

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