科学部が生物クラブ連盟「野外観察講座」に参加。

2020年12月5日
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11/23(祝)に都立上野恩賜公園不忍池で行われた生物クラブ連盟主催の「野外観察講座」に、科学部が参加し、野鳥の観察を行いました。

この日は天気も良く、こんな都会の真ん中にあるにもかかわらず、たくさんの野鳥の姿を見ることができました。協力して下さった日本野鳥の会の方々の分かりやすい説明もあり、部員たちも楽しく観察をしていました。マガモはまだ来ていませんでしたが、カモの仲間や、サギやウ、さらには、在原業平の「名にし負はばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと」という短歌で有名な『都鳥』(=ユリカモメ)も見られました。また、科学部の前には姿を現してくれませんでしたが、野鳥の会の方々によると、カワセミも見られたそうです。さらに、そんな美しい自然の姿を見るだけでなく、動物に襲われてもがれた羽の残骸を見たり、餌欲しさに人の近くまで寄ってきてしまう野鳥の姿も見たりしました。

様々なコロナ禍であらゆるイベントがなくなってしまう中、久しぶりに外に出て羽を伸ばすことができました。しかし、それとともに、「自然」のあるべき姿と、守るべき「環境」とは何かを考えさせられた有意義な半日となりました。

 

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