【花蹊記念資料館】中学校高等学校 2017年前期展示が始まりました

2017年2月28日
  • その他

2月21日より本校1階の展示ホールにおいて、花蹊記念資料館の2017年前期展示が始まりました。
今回は創立者跡見花蹊の代表作「朱文公勧学文」をはじめ花蹊関連の展示を行っています。

勿謂今日不学而有来日
勿謂今年不学而有来年
日月逝矣、歳不我延
嗚呼老矣、是誰之愆
大正五年春三月
花蹊瀧書時年七十七

「朱文公勧学文」は、花蹊77歳喜寿の年に揮毫されたもので、最初の2行は「今日学ぶことなくして明日があると言ってはいけない。今日学ぶことなくして来年があると言ってはいけない」という意味です。花蹊は中国の儒学者朱熹の述懐の文(出典)に自ら努力した自分の生涯を重ね作品にしました。
本校の跡見講堂外部にもこの言葉が刻まれた碑があります。
卒業・入学を迎える生徒にこの言葉をメッセージとして贈ります。

このほか、二代目校長跡見李子、跡見泰、跡見玉枝などの作品が出品されています。
また、桃の節句に合わせて雛人形(高倉雛)や東京小学校教授雙録などが展示されています。
生徒のみなさん、この機会にぜひお立ち寄りください。

●会期 2017年2月21日(火)~2017年7月下旬
●開館時間 10:00~16:00

東京小学校教授雙録

東京小学校教授雙録(三代目歌川広重 画 明治11年)

跡見泰絵葉書

跡見泰絵葉書(跡見泰)

雛人形

高倉雛(高倉永満 作)

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