伝統ある女子教育機関で学ぶことの良さ

2017年1月1日
  • 教育

(プロフィール)

冨田真紀子さん(紫桜会)

中学3年生でラグビーを始め、現在は日本代表として合宿や海外遠征に参加しています。ラグビーが正式種目となった2016年リオデジャネイロ五輪に出場しました。

(メッセージ)

私は伝統ある女子校で様々なことを学びました。まずは「伝統や格式」「規律の厳しさ」というものです。初めの頃は、そういったものを少し重荷に感じることがありましたが、その中で生活したことを糧に現在ラグビーという競技の中で切磋琢磨しています。実際に、競技生活においても今まで先輩方が私たちの世代につなげてくださった伝統とそれに値する規律の重要性を実感しています。

次に「仲間の大切さ」を学びました。女子校の良さは、いつでも自然体でいられるので、友人と純粋に本音を言い合える関係になるところです。高3の体育祭、そんな仲間と苦労して創りあげたダンスを最後まで踊り切ったとき、涙が止まりませんでした。女子校でできた友達は、今では私の財産です。

他には、「日本の文化」を学びました。私は日本代表として世界に出ていく機会が多いです。そんなときは、学生の時に身に着けた茶道や書道を通して国際交流をしています。こうして振り返ってみると、伝統ある女子校で学べたことを本当によかったと思います。

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