桃李22 目次 / ご挨拶 / 退職 / 特集 / 紫音会 / 座談会

ごあいさつ

幹事長 萬葉 洋子

卒業生の皆様お変わりなく健やかにお過ごしの事と存じます。 今年は四十日を越す真夏日、数々の大型台風にみまわれたりの異常気象、その上新潟県中越地方では大きな地震災害によって多くの方々が被害にあわれました。
桃李の会常任幹事一同、心よりお見舞い申し上げます。

さて、桃李の会におきましては昭和二十一年(一九四六)四月に「専攻科」が設立され、昭和二十五年(一九五〇)五月には「短期大学」となり、平成七年(一九九五)には現在の名称である「短期大学部」に変更になりました。 その間、変遷の中で来年は五十五周年を迎える事となり、これを記念し五年ぶりに「桃李二十二号」を発行することになりました。 テーマは「生きがい」「仕事」「家族」といたしました。 原稿募集も今年からはインターネットのホームページ上でPRしました。 今後も会の活動状況や支部の情報などをお知りになりたい方はメールでより早く正確に知ることが可能になりました。 今回は後方ページで常任幹事の座談会を載せましたので、学校での日頃の様子がお解かりいただける事でしょう。 常任幹事の中では、意識は仲間もしくは同士(こう呼ぶには失礼になる程の大先輩もいらっしゃいますが)と互いに心の中では強く思っています。

創立以来、現在の卒業生の総数は約二万七千人以上となりました。 毎回卒業式の終了後、桃李の会入会式を行います。 これによって新卒業生は、卒業と同時に桃李の会の新会員となります。

毎年桃李の会からの記念品として校章入りカードケースまたは最近は若者の必需品となっている携帯電話のストラップ、それに最新版の「桃李」もしくは「おとずれ」、その他会の成り立ちを図解で説明した「しおり」を贈呈しております。

桃李の会支部は喜多は岩手県から南は鹿児島県まで計二十六支部に分かれ、各々の支部長は支部会を開催したり会員とコミュニケーションをとり支部をまとめ本部とのパイプ役となっております。 特に名古屋支部会、関西支部会は共に三十二回と歴史があり本部からも、跡見理事長、山崎学長をはじめ常任幹事も数名出席し、楽しいひとときをわかち合い交流を深めております。

若い会員の皆様は、仕事や育児に忙しい日常生活の中で桃李の会の存在も希薄になりますことと思いますが、時々でもその存在を思い出していただけますよう、いろいろな方法で会員とのきずなを深めることに努力したいと思っております。
今後ともご協力よろしくお願いいたします。

尚、バザーの収益金の一部を新潟県中越地方の地震義援金に寄付しました事をご報告いたします。


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