2022年6月15日(水)より7月28日(木)まで、企画展「墨が奏でる美の調べ」・「第14回 跡見OG書道展」を開催いたします。
【展示室1】「墨が奏でる美の調べ」
本展では、花蹊記念資料館が収蔵する資料の中から墨書・墨画に焦点を当て、墨によって表現された芸術作品の魅力を紐解きます。
中国で古代より書画の主要な材質として用いられてきた墨は、人々の生活と密接に結びつき、書芸術や水墨画の発展を支えてきました。本学園の創立者である跡見花蹊(1840-1926)も、日々の暮らしのなかで墨を使い、墨を用いて多くの書画を残しています。
墨が表現する美に迫る本展では、跡見花蹊が手掛けた書や四季山水図などの水墨画を中心に、花蹊の師であった日根対山と宮原節庵、跡見女学校の二代目校長を務めた跡見李子、また同校で教鞭をとった落合直文と大口周魚らの作品などをあわせてご紹介します。書と水墨画、和歌色紙・短冊や画手本などの出展作品を通じて、墨が奏でる美しい調べをご堪能頂ければ幸いです。
【展示室2】「第14回 跡見OG書道展」
跡見学園の卒業生が世代を越え、作品を通じて交流することができる場として企画された本展は、平成19(2007)年に始まり、平成31(2019) 年まで毎年開催しておりました。一昨年度からは新型コロナウイルス感染防止対策のため開催見合わせを余儀なくされ、今回は約3 年ぶりの実施となります。
今年で14 回目を迎える本展では、15名の本学園卒業生ならびに、本展監修者で当館館長の横田恭三先生(本学人文学科教授)が手掛けられた掛軸や額、色紙や皿など形さまざまな書をご紹介いたします。跡見花蹊を源流に豊かな広がりを見せる「跡見の書」の世界を、是非お楽しみください。
企画展 「墨が奏でる美の調べ」・「第14回 跡見OG書道展」
・会 場: 跡見学園女子大学花蹊記念資料館
・会 期:2022年6月15日(水)~7月28日(木)
・開館時間:10時~16時
・休 館 日:土曜日・日曜日・祝日
・入 館 料:無料
※本展は学内者(本学学生・教職員)、校友(跡見卒業生)限定公開としております。校友(跡見卒業生)の方はご来館の事前予約が必要となりますので、当館までお問い合わせください。
※展覧会会期・開館日程に変更が生じることがあります。