
2026年1月20日(火)より1月30日(金)まで、学芸員課程企画「博物館実習生模擬展示」を開催いたします。
本展では、本学学芸員課程に在籍する学生たちが、歴史・民俗班と美術班に分かれて展覧会を企画し、展示を行いました。各班の学生たちが考えた企画概要とメッセージを、以下にご紹介いたします。
◆歴史・民俗班企画「七つまでは神のうち─帯祝いから七五三までの人生儀礼─」(展示室1)
人生儀礼とは、人が生まれてから死ぬまでの間に受ける、身体、精神、年齢の成長に応じた様々な儀礼のことを指し、人々はこれらの儀礼を体験することで、社会が定めた人生の節目を重ねていきました。こうした人生儀礼のうち、本展では「七つまでは神のうち」という言葉をキーワードとして、七つを迎えるまでの人生儀礼についてご紹介します。
医療技術が発達していなかった時代には、乳幼児期の死亡率は高く、子どもは常に死と隣り合わせの状態でした。また、霊魂が安定してない儚い存在、人よりも神に近い存在と考えられていたことから、七歳以前は集団の一員と数えられていませんでした。そのため、七歳を迎えることはムラなどの共同体の一員となる、とても重要な区切りとされていたのです。
本展を通して、それぞれの儀礼に込められた子どもが無事成長してくれたことへの感謝と、これからも健やかに成長してほしいという親の願いや祈りを感じていただけたら幸いです。
◆美術班企画「風化する自然、記憶する風景」(展示室2)
美術班は、全20点の版画作品を用いて「風化する自然、記憶する風景」というタイトルの展示を行います。時代や雰囲気の異なった、けれどどこか共通点のある作品を展示しています。「自然と荒廃」「精緻で幻想的」「写真と記憶」「果てしない自然」の4つの章を順にたどっていただくことで、展示全体の流れを感じていただくとともに、各作品を個別にも楽しんでいただける構成になっています。
本展では、展示作品を鑑賞しながら時間の流れによって変化し、風化していく自然の中に、作品から見える記憶の痕跡を見出していただきたいと思います。それぞれの風景作品をご覧いただきながら、ご自身の思い出の風景を振りかえり、思いを馳せながら鑑賞していただければ幸いです。
企画展 「博物館実習生模擬展示」(展示室1・2)
・会 場: 跡見学園女子大学新座キャンパス2号館 花蹊記念資料館
・会 期:2026年1月20日(火)~1月30日(金)
・開館時間:10時~16時 ※最終日は14時閉館
・休 館 日:土曜日・日曜日
・入 館 料:無料(事前予約不要)
【来館時の注意事項】
・開館日時、関連イベント、出品作品等には変更が生じることがあります。最新情報は当館ウェブサイトの「お知らせ」に掲出します。
・来館の際には公共交通機関および本学バス
(新座駅・みずほ台駅発着)をご利用ください。自動車での入構は固くお断りいたします。
・本学バスの乗車時には「花蹊記念資料館の観覧に来た」旨を乗務員にお伝えください。
・キャンパスへの入構時には、大学正門にある門衛所に「花蹊記念資料館の観覧に来た」旨をお伝えください。来館者入構受付票に氏名、電話番号、入構日時等をご記入いただきましたら、通行証をお渡しいたします。通行証は、退構時に必ず門衛所へご返却ください。
・当館を除くキャンパス内施設の利用や立ち入りはご遠慮ください。