跡見花蹊ほか《閨秀六大家》
- 資料番号
- 2015-14
- 分類
- 絵画
- 作者
- 跡見花蹊・野口小蘋・跡見玉枝・奥原晴翠・下田歌子・三輪田眞佐子 合作
- 品質・形状
- 紙本着色
- 員数
- 1幅
- 寸法(cm)
- 37.8×49.3
- 本文
- 下田歌子和歌:「をさまれる 世にあへりとも
心せよ 外のはま松 かせすさふなり 歌子」 - 款記
- 「寫蕗者花蹊」「小蘋作梅花」「玉枝女史」「晴翠」「瑞色鮮 梅野女史」
- 印章
- 雅号印「華蹊」朱文円印
姓名印「松」白文円印
雅号印「小蘋」朱文方印
姓名印「迹見」白文方印
雅号印「玉枝」朱文方印
雅号印「晴翠」白文方印
引首印「□□□」朱文長方印
姓名印「三輪田眞佐子」白文方印
雅号印「梅埜」朱文方印 - 備考
- 当時、画壇・歌壇・教育界で活躍していた女性六名による合作作品。水墨画と仮名の和歌、漢字の題から成り、それぞれの持ち味が響き合う詩書画の世界を楽しむことができる。
松を奥原晴翠、梅花を野口小蘋、ねずみを跡見玉枝、蕗を跡見花蹊、和歌を下田歌子、題字「瑞色鮮」を三輪眞佐子が担当。下田歌子の和歌には、人生の節目節目にこそ、心をしっかりと保つことの大切さを説いた教えが
込められている。題字の「瑞色鮮」は、めでたく清らかな色彩が鮮やかであるさまを意味し、古来、吉祥の景色や祝いの場で好んで用いられる言葉。本作でも作品全体の瑞々しさと気品を象徴する言葉として添えられている。
詩書画それぞれの筆遣いや表現に、作者の個性と技量が凝縮され、全体の調和と余白の取り方も大変美しい。六人の心と技がひとつに響きあった雅やかな合作といえる。
*『跡見学園女子大学花蹊記念資料館収蔵資料総合目録2』掲載