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- 跡見花蹊《芙蓉水禽図》
跡見花蹊《芙蓉水禽図》

- 資料番号
- 2018-27
- 分類
- 絵画
- 作者
- 跡見花蹊
- 年月日
- 明治時代か
- 品質・形状
- 絹本着色
- 員数
- 1幅
- 寸法(cm)
- 127.4×53.8cm
- 款記
- 「花蹊女史」
- 印章
- 姓名印「跡見木華」白文方印
雅号印「華蹊」朱文方印 - 備考
- 秋の水辺に芙蓉や菊、大犬蓼が花を咲かせ、浅瀬には鴫のつがいが立ち並ぶ。芙蓉の花蕊や鴫の羽は、写生的な態度で細やかに描写されている。芙蓉の花びらや花脈は輪郭線を用いて描きつつ、葉は水分を十分に含ませた筆で滲みを生じさせながら、一枚一枚異なる質感を見事に表現している。
花蹊が、描く対象に応じて技法を使い分けていたことを示す作例といえる。
*『跡見学園女子大学花蹊記念資料館収蔵資料総合目録2』掲載
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