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「博物館実習生模擬展示」開催のお知らせ

2020年1月24日

2020年1月28日(火)より2月6日(木)まで、学芸員課程4年生による「博物館実習生模擬展示」を開催します。
例年学芸員課程4年生は、本課程の集大成として花蹊記念資料館を会場として模擬展示を行っています。歴史民俗班と美術班の2グループに分かれ、企画立案し展示を完成させます。展示期間は短いですが、学生の授業成果をご高覧いただければ幸いです。
学生からのテーマ別のメッセージをお伝えします。

〇歴史民俗班「1875 振り返る始まり-跡見の学び舎での記憶-」
2020年に跡見学園は145周年を迎えます。その記念すべき年に「跡見」の原点である跡見花蹊と明治・大正期の女学生の姿を振り返りたいと思います。
本展は跡見学園創立者である跡見花蹊の人生や教育方針、当時の女学生の授業や服装の軌跡を辿ります。館蔵資料や作品を通し、私たちが過ごす現在まで跡見学園に受け継がれてきた歴史を見つめなおし、その伝統や精神を次の世代に伝えていくきっかけになりましたら幸いです。

〇美術班「花を纏う女たち」
花は古くから女性を美しく飾ってきただけではなく、「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」というように、女性の美はしばしば花に譬えられてきました。美術においても花と女性はお互いの魅力をひきたてあい、それらをモティーフにした作品は万人の心を惹く美しいものばかりです。本展では日本と西洋に分かれ、女性が主題の絵画の中での花々の描かれ方を追い、やがて東西の美術がジャポニスムや万博を経て交流して融合していく様子をご紹介します。うっとりするような絵画に咲き誇る花々と女性をご堪能ください。

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博物館ポスター5【枠付】

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