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「博物館実習生模擬展示」開催のお知らせ

2019年1月26日

2019年1月26日(土)より2月6日(水)まで、学芸員課程4年生による「博物館実習生模擬展示」を開催します。展示は美術班と歴史民俗班の2グループに分かれ、展示を行っています。展示期間は短いですが、学生の授業成果をご高覧いただければ幸いです。
博物館実習ポスター
展示室1:歴史民俗班「ハイカラ乙女~明治・大正を歩む彼女たちの学びと休日~」
ハイカラとは元々「西洋かぶれ」を揶揄する俗語として明治30年代に生まれました。しかし戦後以降は「モダン」や「シック」といった肯定的な意味で使用されるようになっていきました。本展示では明治から昭和時代前期を生きた女学生たちの「学び」と「娯楽」にスポットを当て、ハイカラ乙女の日常生活をご紹介いたします。
「乙女の学びや」と「乙女の遊学」から構成される学びゾーンでは、ここ、跡見学園女子大学の始まりである跡見学校を例に紹介します。
次に「娯楽ゾーン」は「乙女のおしゃれ」、「乙女の読み物」、「乙女の書き物」で構成され、当時の女学生たちの私生活の楽しみについて取り上げます。
より展示を楽しんでいただくため、実物も多数展示しております。学校で学問や礼節を学び、日常ではおしゃれや雑誌など好きなものを追いかける。自分の学生時代と比べて違うところや変わらないところなどを感じ取っていただけたら幸いです。ハイカラ乙女の明治から昭和時代前期の独特の華やかさをお楽しみください。

 

 

 

展示室2:美術班「古今東西のものがたり~あなたはアートの謎を解けるか?~」
絵画にはさまざまな物事が描かれるが、なかには隠されたメッセージを持つものがあります。それは、神話や聖書などに描かれたモチーフや小道具の中にメッセージが秘められています。これらを解くことで、絵画に隠された真の意味を知ることができます。
この特別展示では、絵画における“謎”に焦点を当て、込められたメッセージがどんなものであるか読み解いていきます。
古くから伝わる“むかしむかし”パート、歌舞伎や演劇などの“ドラマ”パート、小説や和歌などの“物語”パート、そして、作者が作品に秘めた思いを読み解く“想い”パート。
この展示を通して、絵画をただ眺めるだけでなく、細部に注目してその意味や内容を読み解く楽しさを、ぜひ、知ってください。

 

 

【開催概要】
「博物館実習生模擬展示」
・会場: 跡見学園女子大学花蹊記念資料館 展示室1・2(新座キャンパス2号館1階)
・会期: 2019年1月26日(土)~2月6日(水)
・開館時間: 9: 30~16:30
・休館日:日曜・祝日 ただし、1月28日(月)は閉館(入館無料)

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