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企画展「近現代絵画収蔵品展」 開催のお知らせ

2018年6月14日

2018年6月18日(月)より7月31日(火)まで、企画展「近現代絵画収蔵品展」(展示室1・2)を開催いたします。

花蹊記念資料館収蔵の近現代絵画作品の展示は今年で3年目になります。短大から移管された作品および既存の収蔵資料の中から靉嘔、跡見泰、今泉篤男、上野秀鶴、桂ゆき、木村利三郎、草間彌生、高橋秀、竹田鎮三郎、橋本興家、原精一、ヘンリー・ミラー、矢部連兆の13名の画家をご紹介いたします。

花蹊記念資料館の油絵、版画(シルクスクリーン・リトグラフ)作品は、美術評論家であり、跡見学園短期大学学長であった久保貞次郎氏から寄贈されたものが多く、その他卒業生・卒業生の会などからも寄贈を受けております。今回の展覧会もこれらの作品をひとつひとつご紹介できる場と考えております。

今回の展示の中で、竹田鎮三郎のメキシコアート「精霊たちは踊る」(3部作)や跡見花蹊の甥であり跡見女学校で教員、学園の理事を経験した跡見泰の「秋郊」と「山路」は大作で見ごたえのあるものです。跡見泰と跡見花蹊の関わりや光風会創設当時の様子も写真でご紹介しております。

『汲泉』(きゅうせん)は、跡見校友会誌として、明治33(1900)年に第1号を刊行、戦時中一時休刊(昭和19年~昭和28年)しますが、昭和29年再刊し現在に至っています。『汲泉』の表紙は、卒業生や教員たちが交代で担当し、カラーで印刷され毎回楽しみにされていたものです。今回は昭和11年から昭和18年まで表紙を担当していた、跡見女学校日本画教員の上野秀鶴をご紹介いたします。合わせて明治23(1890)年に作られた「汲泉會規約」を展示し、跡見校友会の歴史を辿ります。

今回も多くの方々にご来館いただければ幸いです。ぜひご高覧ください。

掲示(枠有)

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