跡見学園の歩み

跡見学園の校章

1930(昭和5)年の洋装校服制定時より校章として使われている桜の図案。
これは、学祖・跡見花蹊が家庭教師として仕えていた昭憲皇太后より賜った、桜の「御印(おしるし)」に由来しています。

校章の由来

学祖・跡見花蹊の名前の「花」は「桜」を意味しています。花蹊はしばしば御前揮毫をし、数年にわたり御所で女官たちに漢詩や書画を教授するなど、皇室との関係が深く、明治天皇のお后・昭憲皇太后より名前にちなみ「桜」の「おしるし」を受けられました。1930(昭和5)年、洋装の制服が制定されたとき、二代目校長・跡見李子によって、この「桜」が校章に採用されました。

※「御印(おしるし)」とは・・・皇族方が家紋の様に持ち物に付ける徽章・シンボルマークのこと。

校章の原画

1930(昭和5)年、洋装の校服制定と共に桜の校章が用いられることになり、その原型となる原画は当時図画担当の小林鐘吉先生が描きました。
桜の校章の花びらに丸みのあるのは、円満な人柄になるようにとの李子校長の教えが込められています。