進路

卒業生からのメッセージ

森川美樹さん

医師 順天堂大学医学部附属浦安病院救急診療科
順天堂大学医学部特任准教授

芯を持ち、優しさを備えた
跡見生らしい女性救急医でありたい

救急科は専門の科を限定せず、どんな症状や状況の患者にも対応する 「医療の原点」ともいえる仕事です。私は救急医であるとともに3人の子の母親であり、やりたいと思ったことは何ひとつあきらめることなく取り組んできましたが、その出発点は全力で青春を謳歌した跡見での6年間だったと感じています。医学部進学が決まったとき、先生から「さまざまな方向に目を向け、たくさんの情報を 取り入れなさい」とアドバイスをいただき、これが私の人生の指針になりました。これからも跡見生らしく、確かな芯を持ちながら、包み込むような優しさを備えた女性救急医でありたいと思っています。

中野敬子さん

弁護士

跡見で身につけた教養が
人間としてのベースになっている

大学卒業後、都市銀行・商社と勤務しましたが、一人で最初から最後まで完結できる弁護士の仕事に魅力を感じ、法科大学院に進学。司法試験に合格して、現在は弁護士業務に携わるほか、非常勤の裁判官、地方公共団体の委員、上場企業の取締役なども務めています。さまざまなバックグラウンドを持つ人々と関わるなかで大きな力になっているのが、跡見で身につけた幅広い教養です。授業だけでなく、歌舞伎やバレエ・クラシックコンサートを鑑賞したり、基本的なマナーを習ったり、浴衣を縫ったり・・・。友人たちと楽しみながら体験したことが、現在のベースになっていると実感しています。

2015年卒業 田中綾乃さん

慶應義塾大学 文学部

先生方と親しく話せることが心強く、
合格への原動力になりました。

卒業して初めて、自分は6年間、恵まれた環境で過ごしていたのだと気づきました。慶應の文学部を受験しようと決めたのは高3の夏休みの終わり。そのときは、試験科目に小論文があることすら知らなかったので、そこから先が大変でした。小論文だけでなく英語も記述式解答なので、先生の助けがなければ合格できなかったと思います。塾の講師よりもずっと距離の近い先生方と親しくお話しすることが、不安な気持ちを取り除いてくれて、「もっとがんばろう!」という気持ちにさせてくれました。隣で同じようにがんばっている同級生たちからも大いに刺激を受けました。大学では、視野の広い考え方を身につけていきたいと思っています。

2015年卒業 矢島芽衣さん

早稲田大学 政治経済学部

最後まで諦めない強い気持ちで、
憧れの大学に入学できました。

跡見では中高6年間バレーボール部の所属し、体育祭では応援団長も務めるなど、忙しい生活を送っていました。でも、それらの活動に時間を取られて勉強ができないと言い訳をしたくなかったので、通学時間を利用するなど時間のやりくりを工夫し、メリハリをつけて勉強するようにしていました。先生方には英作文や作文を添削してもらったり、弱気になった時に温かい言葉で励ましていただいたり。とても心強い味方でした。校風に惹かれ、ずっと憧れていた早稲田大学に何としても通いたい一心でがんばり、結果を出すことができました。大学では個性豊かで特定の分野に秀でた仲間たちに囲まれ、良い刺激を受けています。