進路

進路教育・指導

近年キャリア教育が取り上げられる機会が増えましたが、跡見学園では時代に先んじて年間行事に組み込んできました。中高一貫教育の良さは、6年間の生徒の成長に合わせて柔軟な対応ができること。中学3 年次と高校1 年次という大切な時期、キャリア教育支援プログラムを使って、生徒は自分を見つめ直します。この時期に将来の目的を探り始めることが、高校の学習に主体的に向き合う姿勢を導きます。一人ひとりの個性・可能性を最大限引き出すために、きめ細かなサポートを行っています。

キャリアデザインのためには、自分を見つめ直すことが大切。跡見学園では、進路適性検査の1つ「R-CAP」を用い、各自の仕事の好み、職業適合度、学問適合度などを分析することで、将来なりたい職業をイメージしていきます。「R-CAP」は通常、高2・高3を対象に実施されるものですが、跡見学園では中3の後期から実施し、進路の選択などに活かしています。

中3冬休みの課題研究として、自分の興味ある職業を選んで調べるフィールドワーク「キャリアインタビュー」を実施しています。 生徒は、キャリアを重ねてきた身近な大人にインタビューし、仕事の内容・やり甲斐・その道に進むために必要な勉強や資格などについてレポートを作成。高1春の進路オリエンテーションで発表します。

高1生活スタート直後に実施する「キャリア探究DAY」。「キャリアインタビュー」のレポート発表のほか、高校3年間の過ごし方や進路選択などについての講演、社会で活躍する卒業生からの講演が行われます。卒業生の顔触れは、医師・薬剤師・弁護士・キャビンアテンダントなど多彩。等身大の話から刺激を受け、自分の将来像を描いていきます。

外部から講師を招き、生徒向けには「納得できる進路実現のために」、保護者向けには「受験生を持つ親の心構え」といったテーマで講演会を開いています。また、主要大学の教員や担当者を招き、説明会を実施しています。進路を決める生徒だけでなく、家庭に対しても進路選択に関し、きめ細かなサポートを行っています。