自分らしいライフデザインを描くために
必要なことをカリキュラムで

学園創立150周年に向けて、跡見学園女子大学は大きく生まれ変わります。
その柱となるのが、キャリア科目の導入です。
いま、日本は〈女性活躍の時代〉を迎えています。
女性一人ひとりが自分らしい自己実現を果たし、社会のなかで活躍する存在となるためには、
自らライフキャリアについて考える必要があります。
どのように人生を設計してキャリアを築くのか、キャリアデザイン力を身につけることが大切です。
新カリキュラムでは、学生の主体的なキャリア形成を促進する教育プログラムを充実させました。

ロールモデル

将来なりたい姿を実現するには、自分自身で主体的に人生を設計することが大事です。跡見で学んだキャリアデザインや専門知識を、その後どう活かしていくのか、6つのパターンを参考に自分の将来を思い描いてみてください。

  • 就職

    就職する

    スクールカウンセラーを目指し大学院への進学を考えていたが、家庭の事情で断念することに。将来設計が白紙になり、就職課に相談して勧められたU・I・Jターンセミナーに参加。それぞれのメリットが理解でき、キャリアカウンセラーの支援も受け、地元で福祉センターの児童支援員としての道を拓くことができた。想定外の進路に前向きになれたのは、親身なキャリア支援があったから。現在は、地元の子どもたちの成長を支える充実した日々を送っている。

  • 転職

    転職する

    幼い頃から本に魅了され、文学部卒業後は出版社の編集者としてやりがいを感じて仕事に励んでいた。しかし、年齢を重ねるにつれ、責任が増えたり本来やりたいクリエイティブな仕事だけに集中できないもどかしさを感じるうちに転職という選択肢が頭に浮かんだ。これまでに培った能力で社会貢献したいという気持ちが芽生え、コンサルティング会社への転職を決意。コンサルタントとして企業の成長を支えるという新たな目標を見つけた。

  • 結婚

    結婚する

    文学部人文学科で学んで司書の資格を取得。生まれ育った故郷に戻り、10年ほど公立図書館で働いていた。結婚後は専業主婦として子育てに専念していたが、ある時、大きな決断をした。それは、福祉に関する検定試験を受験すること。高齢の母に代わって病に倒れた父の介護を担う覚悟を決めた。そんな私の姿を見て、受験生の長女が私と同じ跡見への入学を希望しているという。娘の夢を応援しつつ、両親との時間も大切にしていきたい。

  • 起業

    起業する

    「就職に活かせたら」という漠然とした理由で選んだマネジメント学部。しかし、キャリアデザインの授業がきっかけで、自分らしい生き方とは何かを深く考えるようになった。2年次に、興味のあった美術に関するNPO法人で就業体験に参加。そこで出会った人々との交流や芸術の持つ力に感銘を受け、卒業後に自らNPO法人を設立した。自分らしい生き方を軸に、芸術の持つ力や可能性を社会に伝えるため、奮闘している。

  • 趣味

    趣味  

    趣味を最も大切にしている私は、「就職したら趣味の時間が減ってしまう」という不安でいっぱいだった。それでも、公務員という選択肢を軸に就職課の育成プログラムや対策講座で力をつけ、学科で培ったコミュニティデザイン力を武器に採用試験に挑んだ。そして、念願叶って市役所に勤務。限られた時間の中での両立は簡単ではないが、努力して理想のライフスタイルを築いたことで、人生がより充実したものとなっている。

  • 移住

    移住する

    大学在学中に「跡見英会話サロン」で英語力を磨き、海外研修プログラムに参加。将来は海外で活躍することを夢見ていた。しかし、就職氷河期という壁に夢は阻まれ、英語と関連のない編集プロダクションに入社。ライターとして20年の節目に、突然転機が訪れる。夫に海外赴任の話が持ち上がり、彼の背中を押す形で海外へ移住。大学で培った英語力とライターのスキルを武器に、現地でフリーランスライターとしての一歩を踏み出した。

Career support

跡見学園女子大学の
キャリア支援

跡見学園女子大学では、正課の「キャリア科目」と、就職課の「キャリア支援プログラム」の両輪で、
学生が自分自身でライフデザインできるように、
1年次からさまざまなサポートを行っています。

  • 新カリキュラムでは
    「キャリア科目」を導入します!

    講義がメインの「キャリア・コア科目」、演習・実習科目の「キャリア実践科目」で構成されます。まず1・2年次の前期課程では自分らしいライフキャリアを形成するための土台となる知識を学ぶとともに、女性の働く意義や社会貢献について考えます。3・4年次の後期課程では社会に求められる人材について学び、自身の職業選択やキャリアについて具体的なイメージをもとにキャリアプランニングできる力を育てる科目を設置しています。

  • 一人ひとりに寄り添った
    きめ細かなキャリアサポート

    女性の生き方・働き方は多様化しています。跡見学園女子大学ではそれぞれの「生き方」を考えることをテーマとして、支援内容を充実させています。大切なのは学生自身が前向きになって、自分で考えて決めていくこと。就職課では学生たちに伴走しながら、さまざまなサポートを行っています。進路ガイダンス、インターンシップなど、ぜひ活用してください。

150周年を迎える跡見だから
できるキャリア支援

跡見学園は、学祖・跡見花蹊によって1875(明治8)年に創立された、東京で一番歴史のある女子教育の学校。2025(令和7)年に150周年を迎えます。「女性に学問は不要」と言われた明治から男女平等の令和へ、女性をめぐる時代状況は大きく変わりましたが、変わらないのは自律し、自立した女性を送り出すこと。2025(令和7)年度に始まる新カリキュラムで取り入れるキャリア科目で、社会人・職業人として生涯にわたり活躍できる女性を育成します。