PROFILE

西原 麻里 准教授

Nishihara Mari
所属  文学部 現代文化表現学科
専攻分野  マンガ研究、メディア文化研究、ジェンダー・セクシュアリティ研究
西原 麻里

研究のテーマと内容

女性が担うポピュラー文化、とくにマンガの研究

BL/ボーイズラブマンガを始めとする女性のポピュラー文化を、社会学(メディア文化研究、ジェンダー・セクシュアリティ研究)の視座から研究しています。さまざまなメディア作品の特徴や意義を捉え、より良い社会を目指すための課題を考察しています。

私のON・OFF

ON担当科目の紹介

3年生のゼミでは、マンガ表現やテキスト表現に関する一つのテーマを設定して共同研究をおこなっています。活動成果はゼミ誌『ケラスス』で公開。ぜひ読んでくださいね。

授業外の時間で「跡見マンガサロン」というイベントを不定期に開催しています。マンガへの愛に溢れた熱い学生さんたちが、推しマンガを語るために集まってくれます。

日本初・ボーイズラブの企画展「はじめてのBL展」(2023年、角川武蔵野ミュージアム)に監修者として参加しました。BLの歴史とメディア展開、グローバルな発展を見渡せる展示です。

キャンパス内のあちこちに展示されている「はいからさんが通る」(©大和和紀/講談社)のポスター。実はわたしがデザインしました! Adobeが使えて良かった。

OFF興味と関心

わが家の大事ないもうと・おとうとであり、崇め奉る守り神でもある、愛すべきおキャット様のお二方。抜群のチームワークで、しもべを日々癒やしてくださいます。

参加者のお悩みやお気持ちを伺って、ぴったりなマンガ作品をご紹介する「漫画ナイト」という企画をしたことがあります。OFFの時間もずっとマンガを読んでいます。

住む場所も環境も異なるけれど、年に数回は会う親友たち。ちなみに職場(公式、仕事中)です。今この時を全力で楽しむことの大切さをいつも教えてくれます。

「ヌン活」が流行するよりずっと前からアフタヌーンティーが大好き。お茶とスコーンを一緒に楽しんでくださる方を、大・大・大募集中です。いつでも行きます。

学生時代の思い出

「何かをするために他の何かを諦める」ことをしたくなくて、授業、教員免許、サークルに委員会、友人たちとの遊び、アルバイト、プライベート……と、抱えきれないほど毎日いろいろ動いていました。一つのことにじっくり取り組むことの大切さを知ったのは、大学を卒業した後です。

受験生に一言

大学生活はすばらしいです。あなたの人生でかけがえのない時期となるはずです。あなたが大事にしていること、譲れないこと、あるいは変えたいこと。迷いや不安があっても、それを受けとめてレベルアップさせるのが大学です。もちろん、キャンパスで何もせずゆったり過ごしてみるのもアリです。どんなことにもチャレンジするための最適な環境を作れるよう、わたしたち教職員もがんばります。跡見でぜひ一緒に、楽しいことをたくさんしましょう。