PROFILE

吉澤 京子 教授

Yoshizawa Kyoko
所属  文学部 コミュニケーション文化学科
専攻分野  視覚コミュニケーション
吉澤 京子

研究のテーマと内容

西洋の紋章や象徴、
装飾モチーフの表現についての研究

16~18世紀にヨーロッパ諸国で出版された紋章図集、王侯の冠婚葬祭の際に出版された版画等に見られる紋章や王権の象徴の表現について、類型の有無や成立の事情を研究しています。

私のON・OFF

ON担当科目の紹介

令和4年度の3年ゼミの授業風景

令和4年度の3年ゼミの授業風景

西洋絵画をジャンルやテーマで分類する課題をおこなっているところです。作業の途中で、学生をランダムにあてて対話しながら答えを導きだしています。

研究テーマ(紋章)も講義に取り入れています。

研究テーマ(紋章)も講義に取り入れています。

西洋と日本の紋章は、成り立ちは似ているのですが、受け継がれ、使われる際の考え方が異なります。写真は200年以上前に刊行された王族の紋章図集等です。

OFF興味と関心

学生時代、留学の受け入れ先財団のクリスマス・パーティーでのひとコマ。現地の方々にあたたかく見守っていただいたおかげで、学業に専念することができました。一緒にうつっている女性はルームメイトです。

趣味は旅行です。旅先では美術館や歴史的建造物の見学にほとんどの時間を費やしますが、カフェで名物菓子を味わうのも楽しみです。写真はドレスデンの美術館で、長年見たいと願っていた絵とのツーショット。

大学のお気に入りの場所は、やはり新座キャンパスの桜並木です。 多くの種類がある中、2号館前の「駒つなぎ」は真っ白な大輪の花が魅力的で、つい立ち止まって見とれてしまいます。

学生時代の思い出

ドイツに留学し、視野が大きく広がりました。1980年代、ミュンヘン大学美術史学科への留学の夢がかない、奨学金の財団のはからいで、アメリカ人学生とルームシェアをしました。ルームメイトは明るく親切で、ときにはそれぞれの友人(留学生や仕事で来ている方)と交流する機会もありました。ドイツにいながら多様な世界の人の話を聞くことができ、視野が大きく広がりました。

受験生に一言

学生時代は自由に使える時間が多いのですが、サークル活動、ボランティア活動や資格取得など、何でも良いですから打ち込めることをもって生活してほしいです。試行錯誤しても大丈夫。将来どのような人間になりたいかをイメージしながら、くじけずに歩んでいきましょう。