PROFILE

松井 理恵 准教授

Matsui Rie
所属  観光コミュニティ学部 まちづくり学科
専攻分野  社会学
松井 理恵

研究のテーマと内容

韓国の地方都市に残された
植民地建築物の研究

韓国の地方都市、大邱のフィールドワークをしています。植民地時代から1960年代にかけて建てられた近代建築物を地域コミュニティはどのように使ってきたのか、そしてこれからどのように使っていこうとしているのか、環境社会学の理論を使いながら研究しています。

私のON・OFF

ON担当科目の紹介

2019年に学外実習で韓国の大邱に行き、都市の歴史を学ぶ路地ツアーに参加した際の写真です。市民によるフィールドワークの成果が、観光に活かされている様子を実際に体験しました。

2023年に学外実習@韓国では、大邱に加えて仁川も訪れました。1883年に開港した仁川には、当時の面影を残す建築物が数多く残されています。観光とまちづくりについて考えるきっかけになりました。

2022年度から障害福祉サービス事業所の花の実園(千葉県習志野市)の見学と「さくらまつり」のボランティアをしています。住民とともに歩み、つながりを生み出す花の実園の活動を間近で経験させてもらいます。

OFF興味と関心

韓国料理が大好きです! もともと辛い食べ物は苦手だったのですが、長い間韓国に通いつづけているうちに、辛くてもおいしく食べられるようになりました。

私の研究室から見える桜です。とってもきれいなので、独り占めするのが申し訳ないくらいです。

最近、犬を飼いはじめました。普段はあまり運動しないのですが、飼い犬と一緒に行く散歩は楽しいです。

学生時代の思い出

やりたいことは片っ端からやってみました。大学ではまず、管弦楽団に入りました。次に、大学周辺で一人暮らしをする脳性麻痺の方の介助ボランティアを始めました。また、韓国語がほとんどできない状態から1年間ソウルで語学研修をしました。こうした経験で得られたさまざまな人との出会いは私の宝物です。

受験生に一言

大学で何を学びたいのか、将来何をしたいのか。よくわからず迷っている人も多いと思いますが、まずは自分の「やってみたい! 」という気持ちを大切にしてください。道はそこから拓けていきます。跡見学園女子大学では、自分のやる気次第でさまざまな経験ができます。こうした経験を通じて、自分を見つめなおし、将来を考えていってほしいと思います。